身近な野草観察、その５、セトウチホトトギスなど
今度は散策場所を里山にある大きなため池に変えます。
まったくの平野部にあるため池とは違い、周囲は里山といってよいような環境で、林になっています。池の周りをぐるりと遊歩道が巡っていますが、勿論すべては到底歩ききれません。
センブリやキッコウハグマも１０月末には咲きますが、時期が少し早かったか、まだ開花した姿は見られませんでした。その代わり、ここでは初めての出会いですが、セトウチホトトギスが咲いていたのです。
ここは標高にして２００ｍもあるかどうかという場所です。セトウチホトトギスはほんとに低山や里山で咲くようです。
９月末の散策で見かけたものは花芯の黄色が鮮やかだったけど、ここのものは黄色がそれほど目立ちません。
自生場所をまた一つ知ることが出来たのはラッキーでした。
キツネノマゴです。ありふれた野草で、ついついこんなに咲き終わりになるまで、撮影しそびれました。
同じキツネノマゴですが白花が群生している場所がありました。
コシロノセンダングサもそろそろ咲き始めているようですね。実家方面ではアメリカセンダングサよりよく見ます。
毎年オオハナワラビが群生する場所では、今年もたくさんの芽が出ていました。
コバノガマズミは里山でも時折見かけますね。
ヒッツキムシのオナモミです。
意外とうちの近くなどでは見ませんね。
ウスタビガの繭がなぜか、地面に落ちていました。秋になると、彼この枝にぶら下がっているのをよく見かけますが、落っこちた繭は初めて見ました。
中を覗くと空っぽなのではなくて、何かいたようでした。
おはようございます。
秋の野草ですね。
最近まったくのご無沙汰ですので
写真を見せていただくとめっちゃ散策に行きたくなりますね。
ウスタビカの繭。おそらく中は、他人がまたがりしていたのではないでしょうか？
冬を越すにはフワフワ暖かそうですからねー。
投稿： あすかちち | 2007-10-24 09:01
あすかちちさん、こんにちは。
最近、散策とご無沙汰でしょうか？
高山でなく、ちょっとした林縁だとか、河原、池の土手などだと買い物がえりに散策できるので良いですね。もっともお勤めしている人だと週末じゃないとそれも無理ですね。
ウスタビガの繭の中、確かに何かはいたのですけど、繭を破る勇気がなかったもので･･(^。^;)
これからの山歩きではよく出会いますよね。
投稿： keitann | 2007-10-24 13:26