11月の里山では、その1、ヤマラッキョウとシマカンギク
今年は去年に比べると約10日は紅葉が遅れているようです。
里山の紅葉はまだまだですが、いろいろな木の実がどんどん熟し始め、晩秋の花が咲きあがってきたようです。
いつもの里山にヤマラッキョウを見に行きました。
今年は9月初めに草刈をされたようで、折角出かかった新芽が刈り取られたようです。その後で再び出てきた新芽が花を咲かせるのですから、例年より遅いわけですね。
3年程前は草刈が早かったか、笹の中はありましたが、ずいぶんたくさんのヤマラッキョウが群生して、それは見事でした。
シマカンギクも山頂付近で咲くのですが、花はまだまだだろうと思っていたら、早くも咲いていました。
葉っぱは園芸種の菊と変わらない切れ込みのある葉っぱです。
園芸種の小菊の黄色いものは、これを改良したんだろうな~と思います。
道端に群生しているのも良いですが、こんな風に道路法面で枝垂れて咲く姿も私は好きです。
もう少し季節が進むと、まったくの車道ぶちで群生する場所があって、秋の終わりの一日、車を走らせて見に行くのを楽しみにしている場所があります。
そのほかにも林縁などで咲いているのはシロヨメナの花です。これはいたるところで咲いています。
ヤクシソウの黄色はシマカンギクの黄色とほんとによく似ていて、車で走っていると、よくシマカンギクと間違っていましたが、最近ではさすがにぱっと見ただけでも間違うことはなくなりました。ヤクシソウも意外と秋遅くまで咲いています。
今咲いているのは草刈に遭ってから、その後に花茎が伸びたものです。
環境によく適応する草花の代表ですね。
花が咲いてから実ヶ熟するまでの期間がずいぶん長い花です。
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