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2007-11-10

念願の矢筈山に登る、その6、山頂

いつまでも剣山系の山々を見ていたいところですが、まだピークに登ってないので、歩き始めます。

三嶺や剣山を眺めたコルからピークまでは地図では50分のコースタイムとなっています。

一部、二重山稜になっているところに出ました。二重になっている稜線の間隔は約20mほどです。Tさんが「マユミ」と叫びます。二重になった稜線にはさまれた窪地にマユミの赤い実が見えました。

P1180144

かすかに踏跡がついているので、10mほど窪地に向かって進みます。なんとかマユミの木に近づけました。マユミは実家近くの低山の麓でもこの前に見たばかりですが、さすがに山の株は大きいです。Tさんの話では寒峰にもマユミの木が多いそうですから、この山域には多いのかも知れませんが、この日マユミを見たのはこの付近だけでした。

P1180145 この付近は岩の多いところで、何気なく進んでいたら、いきなり岩場の下りになるところがありました。↑画像がそうです。

私はなんとか岩伝いに下り、手前の木に掴まって下りられたのですが、Tさんは膝の手術をしていて膝に力が入らないので、無理です。普通の登山道にしてはこんな危険な個所があるのはおかしいなと思ったら、下にちゃんと巻き道がありました。T山にその旨話して、巻き道から来てもらいます。赤布が木の枝からぶら下がっていて「キケン」と書いてあるのに、気付かなかったのでした(^。^;)。

P1180146

再び剣山が見える場所にきましたが、ガスが先ほどより濃くなって、剣山とジロウギュウも見え隠れしているという按配です。どうやら午後に入って、予報どおり、天気は下り坂になってきたようです。

P1180147やがて、道は稜線の北側を播くようについています。

付近の斜面はテンニンソウの枯れた株がいっぱいです。剣山系はテンニンソウが多いのです。山肌を埋め尽くすように咲く姿が8月後半から9月にかけて見られますが、今はそれもすっかり茶褐色の枯れた姿です。

P1180153 しばらく歩くと、再び稜線に出ます。目の前に大きく矢筈岩が見えてきました。。Tさんによれば、矢筈山という名は双耳峰であるからというより、この矢筈岩に由来するそうです。矢筈岩には真中に割れ目があって、それで矢筈岩という名前がついたとか・・。この辺りは森林限界を越えているのか、木本はコメツツジぐらいです。

P1180158 矢筈岩からはピークは直ぐそこに見えていて、距離にして50mもあるかないか・・。

ピーク到着は12時43分です。あちこち写真を撮りながらの歩きなので、まぁ、こんなものでしょうか。

辺りは生憎とガスがかかってきて、折角のピークなのに、展望がなくなってしまいました。ただ、北北東方面に風呂塔方面が見え、園芸農家をしている友人のビニールハウスが見えています。去年の10月にお邪魔したハウスです。

そのほかはどちらの方角も展望なしです。一応、初めてのピークなので記念の撮影をして、ポットのお湯でホットコーヒーを入れます。山頂に着くまでは折り畳み傘でしのいでいましたが、さすがに雨具を出して着ます。お天気がよければ山頂で作るつもりだったラーメンも諦めて、Tさんが持参して下さったアンパンの小さいのを一つ食べました。

P1180164 山頂は笹原になっていて、所々でこんな花の咲跡が・・。最初はムラサキセンブリかな?と思いましたが良く見るとオトギリソウの仲間に思えてきました。

雨が降っている山頂にいつまでもいても仕方がないので13時5分に、下り始めます。

矢筈山の登山道は特にどうというところはないのですが、一箇所、土が剥き出しになった急勾配のところがあり、雨が降ると滑りそうな場所でした。ただし、ロープを張ってくれているので、ロープを持って下れば、大丈夫と思われます。登ってきた道を下るだけなので、ルートがわかっている分、下りは楽です。

P1180165

しばらく下ったところで、南に目をやると、なんということでしょう。またまた剣山が見えているではありませんか。天気は下り坂なので、下りは恐らくガスの中を下るのだろうと思っていたのに、嬉しいサプライズでした。

P1180167

ガスがめまぐるしく流れて、剣山系の山々が見え隠れしています。

尾根の真中辺りにピークらしきのが見えているのが黒笠山のようです。矢筈山から黒笠山までは縦走できますが悪路となっており、称時間は3時間だそうです。

P1180179 稜線付近に一本だけ見つけたブナ。

P1180187

下るにつれて徐々に視界が開けてきました。後ろを振り返るとサガリハゲと矢筈山がちゃんと見えています。

画像中央やや左よりの一番奥に見えるのが矢筈山です。中央やや右手のピークがサガリハゲで中央の小ピークのように見えるのがサガリハゲへの分岐から直ぐのコブと思われます。

雨が降っているというのに、雨が降ってなかった登りのときよりも視界が利くというのも不思議だったし、ラッキーでした。

コメント

こんにちは!
本日、少年野球の手伝いを休んで、久々いつもの山へ娘と登ってきました。
紅葉の季節も終盤をむかえ、もう冬の装いって感じがありました。
もう1週間早く来ていれば!なんて自分の無精を悔やんでおります。
でもやっぱり気持ちよかったです。
何かスッキリしました。

あすかちちさん、こんんばんは。
今日はお山でしたか~。低山でも紅葉が終盤なんですね。かなり寒い地方なんでしょうか?
子供さんが小さい頃は何かと用事も多いので、時間を作るのは大変です。うちも昔は子供会の用事などで日曜はよく潰れていたのを思い出します。
子供がある程度大きくならないと、親は自分の時間は作れないですね。またそれでよいのだと思います。
私はあきれられそうですが、今日も落合峠に行ってきました。ブナはほとんど落葉していました。何度来ても、山はそのときそのときで表情が違うので、飽きませんね。

keitann様 こんにちは
雨を気にしながら登る山道は気が急くのでしょうね。
それとは裏腹に、思っても居なかった好天望で、幸せな山行でしたね。
噂に聞くだけの剣山ですが、すっきりとしたスカイラインですね。
小生は四国の山を一度も登ったことが有りませんので、できれば高い二つを登ってみたいと切望しています。

雨具を出さなくても凌げるくらいでよかったですね。
雲の様子など幻想的でウットリとさせられますね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

今日は親類の法事で出かけており、お返事が遅くなりました。
最初から雨が降るとわかっていて山に登るときは展望は期待はしてないものです。それなのに、展望が良かったのですから、嬉しい誤算でしたよ。
四国には標高1800mぐらいの山が結構ありますので、ぜひ、おいでになって登られて下さいね。
剣山、石鎚さんは百名山になっているので、人が多いですが、他の山は静かなものですよ。

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