この秋二度目の落合峠、その3
こんな景色を楽しみながら、Hさんが持ってきてくれたコーヒーを飲みます。因みに↑画像は登山口の落合峠付近をズームで撮影したもので、路肩にとめられた車もよく見えています。私は例の如くコンデンスミルクのチューブ入りを持参しているので、たっぷりと入れて飲みます。寒いときは少し甘いぐらいのほうが美味しく感じます。そう言えば、もう何年も前の話ですが、遭難した男性が持っていたマヨネーズ一本で生き延びたと言う話を聞きましたが、コンデンスミルクのほうがコーヒーや紅茶のお砂糖兼クルームにもなるし、実にいいアイデアだと自画自賛なのでした。昔の学生時代の山登りもコンデンスミルクは持っていきましたが、あの頃は缶入りしかなかったですけど、チューブ入りなら缶切りも要らないし、一旦開封しても困りませんね。山登りにとって便利なものが最近はほんとに多くなりました。
こちらの眺めは落禿からまだ西に6キロほど離れた寒峰でしょうね。落合峠から縦走できます。早春に福寿草が咲く山として、四国の山好きの間では有名な山です。私は山頂にはまだ登ったことがなくて、今年の2月に福寿草自生地までは登ったことがあります。
食料は家から持ってきたチョコレートやクッキーもありましたが、Hさんがなんと家で作ってきてくれたおむすびを出してくれました。実に手まめな人で、彼女と山に行くと、よくお結びなどをご馳走になります。おまけにハヤトウリで作ったと言う、自家製の奈良漬もご馳走になりました。普段は奈良漬は食べない私ですが、美味しいと思いました。今度、レシピを聞いておかなくては・・。
3つ並んだピークの向かって左のピークです。
一番奥に聳えています。
矢筈山は標高が約1850mです。
13時20分、下り始めます。
この辺りが踏跡からメインルートに出てきた辺りです。
画像の向かって右のほう、笹原の中に見えているのが本来の登山道です。
登りでは間違って画像左のほうに見えている岩のコブの付け根を通っている踏跡を辿ってしまったのでした。
しかし、下りはルートがはっきりしているので、もう間違うこともありません。
下りはたったの20分で下れました。
↑画像は落合峠から深渕方向を見たものです。方角で言うと北です。
一方、こちらは南側の祖谷方面への下りです。サガリハゲにまたしてもガスがかかりました。
歩いてきた落禿が西の方角に見えます。
雲が切れて、青空が一瞬覗きました。青空が見えると峠の雰囲気ががらりと明るくなりますね。
先日歩いた矢筈山に至る稜線も、青空をバックにするとのどかな雰囲気です。
駐車場に着いたら、サガリハゲと矢筈山が綺麗に見えていました。何度も書きますが一番奥の山が矢筈山になります。
駐車場には車が5,6台とまっていて、紅葉狩りでドライブにきたらしい家族連れの人も居ました。「ここはどこですか?」と訊かれて仰天しました・・・。(^。^;)
こんな山奥へ来るのに、地図もナビもなく走って来る人もいるのですね。道に迷わないのか、他人事ながら、ちょっと心配になりましたが・・。
13時55分、落合峠を出て、桟敷峠方面に車を走らせます。
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