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2007-11-28

晩秋の光景、その2、ダンコウバイの黄葉

車一台として通らない山中のくねくねとした道を走っていると、突然、目の前が真っ黄色に染まりました。

P1190038

シロモジと良く似た葉っぱですが、3裂した葉っぱの先が丸っこいのでダンコウバイです。同じクスノキ科とあって、シロモジと良く似た黄葉をするのですね。

どちらかというと高山よりも里山で見かけるように思いますが、標高1000m程度ですとまだ自生しているのでしょう。

それにしても里山ではこれほど綺麗に黄葉しているのは見たことがありません。

ダンコウバイの奥の木も黄色く染まっていますが、近づけないので、何の木かわかりません。しかし、近づけたとしても、私のわからない木だったのかも知れません。

P1190041空が青空だったらほんとに見事だったでしょうね。

P1190043 道路の反対側に目をやると。こちらは紅葉にはまだ早いようです。が、林床はすでに落ち葉が積もってふかふかです。

こんな林も大好きです。

P1190035 あまり綺麗ではないこの実は・・・ツルニンジンの実です。

この中には乾燥した薄い種子がたくさん詰まっています。実が割れると、後は風に乗って、種子が空を舞うのでしょうね。この辺りの山はツルニンジンがすごく多いのです。

P1190049 今まで行ったことのなかったところも少しだけ走ります。

するとこんな神社が・・・。三頭神社です。こんな標高1000mはあろうかという山の山頂付近にかなり大きい神社がありました。

P1190046 大きなヒヨドリジョウゴの株があって、実が鮮やかな色に熟しています。ヒヨドリはこれを食べるのかどうか・・、この実だけは初冬になっても野山で目を引きます。

P1190047 低地で見るのと違い、バックが秋色なので、赤い実がとりわけ引き立ちました。

コメント

娘 ヒヨドリジョウゴの上戸って、笑い上戸とかの上戸やんな?
父 そっ。そうや!ろな。
娘 ということは、よくヒヨドリな人のこと?
父 いやっ。ヒヨドリが好きなだけとちゃうか。
娘 ええー!
父 あーー!みなまで言わんでいい。お前の言いたいことはわかる。

まだ、アップしてませんがネタ(?)だけkeitannさんにお先に・・・。内緒ですよ!

あすかちちさん、こんばんは。
ヒヨドリジョウゴって良く考えると、ほんと、おかしな名前ですね~。
最初はきっと、なんでこんな名前がついたんやろ?と思ってたはずなのに、大人の哀しさ・・・次回からは疑問も湧かなくなると言う・・・(^。^;)
今、頭を振り絞って考えました・・。
ジョウゴってのはお酒が好きな人のことですから、ヒヨドリジョウゴっていうのはヒヨドリが好きな・・・という意味かな~?
あ、あてずっぽうなので、多分違ってると思いますが・・。
ヒヨドリもうちの柿の実はよくつつきにきてるけど、ヒヨドリジョウゴの実は食べてるの見たことないですよね。

keitann様 こんにちは
「ひよどり上戸」とは確かに変な名付けですね。
仰言る様に最初に聞いたときの違和感はそのままに、次回出会った時には既知の名前として扱ってしまいますね。
私たちの脳味噌は意外とご都合主義みたいですね。
あすかちちさんの「ひよどり好き」ではないですが、昔ならひよどりやツグミ、スズメはご馳走でしたね。
小生も若い頃本物の「焼き鳥屋」でスズメの焼いたのを喰ったことが有りますが、旨かったですね。
嘴を切ってあるのですよ。
れっきとした総合結婚式場で、ツグミを下処理しているのを見たことも有ります。
そうなればヒヨドリだって・・・となりますね。

ヒヨドリが好んで食べるからヒヨドリジョウゴと名付けた・・・・・と大概の図鑑にはそう有りますが、それならば「ヒヨドリゴノミ」でも良かったですね。

しかし、ヒヨドリが好んで食べているのを見たことが無いのでなんともいえませんね。

ダンコウバイの儚そうな黄葉と、ヒヨドリジョウゴで楽しませていただきました。

ぶちょうほう様、こんばんは。
ヒヨドリ・・・今日も渋柿の木にとまって実をつついてましたよ。頑張って撮影しましたが、綺麗には撮れませんでした。残念です。
ツグミやスズメは食べたことがないですけど、美味しいのですか?考えてみると鳥の肉って鶏肉、鴨肉ぐらいしか食べたことがないですね。
ヒヨドリの実をヒヨドリがほんとに食べるのなら、誰か一人ぐらい、現場を目撃した人が居てもいいですよね。今までそういう話をどこでも読んだり聞いたりしたことがないので、その説もちょっと怪しいのではないかと思っています。

こんにちは。
ダンコウバイが色付いていますね。私のところでも雑木林でダンコウバイを見かけます。早春のあの可愛らしい花が待ち遠しいです。

多摩NTの住人様、こんばんは。
ダンコウバイはそちらでも自生しているのですね。
こちらでは低山で見ることが多くて、標高1000mあたりで気付いたのは初めてでした。もっとも、春の花もシロモジと見分けがつきにくいし、夏は夏でどれも緑色の葉っぱなので、黄葉して、初めて気付いてもらえたのかも知れませんね。
早春の花はクスノキ科の黄色い花の中ではいちばん大きくて華やかですよね。

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