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2007-11-23

雨霧山~黒戸山、その3、城跡

雨霧山はこの辺りでは城跡があることで有名な山です。

山頂付近の50mぐらいがとても険しくて、その山容は私の住んでいる近くからでもはっきりわかります。残念なことに山の南側は砕石場があって、年々、山がえぐり取られてしまい、見るも無残な形になっています。

検索するとこんな風に出てきました。

「善通寺 鎌倉寺:香川氏の先祖鎌倉権五郎景政を氏神として、鎌倉町に祀った。八幡太郎義家の臣 鎌倉権五郎景政の子孫。南北朝時代に、細川頼之に従って、白峰合戦に功績のあった香川氏は、西讃三郡を賜り、多度津の雨霧山に牙城を築き、本台山(桃陵公園)に居宅を構えて1585年天正13年秀吉の四国征伐まで、この地方を支配した。雨霧城三代物語には次の様に書かれている。弥谷山にあり、絶頂は常に雲霧に覆われ、峻険で、香川氏が冦への守りとしてここに築城した。この山は二郡にまたがっており、居城は多度津とした。追記多度津の城に香川氏が居住した事は書物には書かれていないが、雨霧山の峻険であることは三代物語に書かれているとおりで、いま、その頂上には石垣などが残っており、井戸も一カ所あるがその深さは判らない。常に居住した所とは思えないので、多度津に本多山と言うところがあり、ここを香川氏の城跡としている。私もこの書に書かれているとおり、香川氏の居城は本多山であろうと考えている」やはり急峻な地形が山城には絶好だったようですね。

P1180798

丁度良い位置からの画像を撮りわすれたのですが、先ほどまでダラダラと歩いていた稜線が、一旦、鞍部に下りると、その先から、いよいよ雨霧山山頂への最後の登りとなります。画像ではそれほどわからないのですが、この鞍部から見上げた山頂付近はすごい勾配で、あれを登るのかと思うと、ちょっと身が引き締まる思いです。

その名も「犬返しの険」と名づけられた急登をえっちらおっちらと登り始めます。いざ急登となる前に稜線西側を巻くようにつけられた道があって、これは一体どこに行く道だろう?と思っていたのですが、どうやら山頂を巻いている道で、山頂を通過せずにそのまま北尾根先端への山道に合流するようです。ストックを持たずに登る私は時折、手近な木に掴まって登ります。登りはいいのですが、Tさんは膝の手術以来、下りが苦手なようで、早くも下りの心配をしている様子。ここが今日いちばんの難所なのです。

P1180748 アキレス腱が伸び切って痛くなるような登りを10分ほどかけて登ると、そこは山頂に連なる稜線です。辺りはウバメガシの林になっていて、讃岐の海に近い里山にはこのウバメガシがどこもうっそうと茂っています。

↑の画像でおわかりになると思いますが、まず本丸跡に出ます。ここが最高地点で標高381.8mです。

ここから北に向かって尾根が伸びていますがアップダウンはそれほどありません。

P11807513 鞍部辺りでもシマカンギクが数株咲いていましたが、山頂にはもっとたくさんのシマカンギクが咲いてました。

P1180753 ツリガネニンジンもまだ咲き残っています。

P1180755 御馴染みのヤマハッカも勿論咲いています。

P1180758 二の丸跡、三の丸跡と歩きます。それぞれ、ちょっとした平坦地になっていて、狭いですがさすがに城跡だな~と思います。

シマカンギクがあちこちで咲いています。

一箇所、シロヨメナとシマカンギク、アキノタムラソウと白、黄、紫のまるでお花畑状態のところもありました。こんな秋遅くに華やかに咲き乱れた花を見てちょっとびっくりしたことでした。

P1180761 マユミらしき赤い実が見えましたが、実は2,3個だけでここのは寂しいですね。

P1180762 キヅタの花らしきのがびっしりと咲いています。これほどたくさん咲いているのも珍しいです。しかし、以前見たキヅタの花と少し違うみたいに見えるので悩みました。

P1180767 その後直ぐに見かけたキヅタの花です。これならば、間違いなくキヅタだとわかります。

P1180769 平坦地が何段かあって、その都度、下ったり登ったりの繰り返しです。

尾根の幅は広いところでも10Mほどでしょうか。

狭いところでは5Mぐらいのところもあります。その狭いところにシマカンギクとシロヨメナが一緒に咲いていました。

なかなかいい感じです。

P1180770 こんな道標が見えました。道標は二年前に来たときよりも整備されていて、ずいぶんわかりやすかったです。

古井戸方面への道標ですが、今回は先が長いので、古井戸を見学するのはパスしました。

尾根の東南方向のすぐ下側が砕石場になっているので、静かな山頂と言いたいところですが絶えず、機械の音がしています。また300m下側を通る高速道路を走っている車の音も聞こえます。

P1180773

今までは三の丸跡ぐらいまでしか来たことがなかったのですが、今回は頑張って山頂まで足を伸ばすことにします。

↑画像の少し小高くなったところがどうやら山頂と思われます。

P1180776

クヌギの実らしきドングリがまだ木にしっかりとくっついていました。拾って帰ると、良いコマなんかが出来そうですが、これも今日のところはパスです。

とにかくどんどん北に歩きます。

Tさんには少し待ってもらっていて、私だけで山頂と思われる北方面にどんどん向かい、偵察することにします。3分も歩くと、ようやく待望の山頂に出ました。急いでTさんに向かって「山頂です」叫びます。

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