2007年野山の花ベスト100、8月②
というのは去年の秋に身近な低山に登って、ある花の咲き後を見かけたのです。ユリ科の花のような実をつけていました。その後に、別の低山でもその実を見つけ、植物に詳しい方に「これはユウスゲでしょうか?」と尋ねたら「そうです」とのこと。そんな訳で、今年はぜひとも花を見たいと思っていました。ユウスゲですから当然、夕方に咲くので、山に行くのは夕方なのです、これも身近な低山だから行けたのですね。
普段は夕刻の山歩きなんてする機会がありませんが、いつもの昼間の山とは一味違う山でした。ユウスゲははかなくも淡い黄色で、昼間にこんな色の花を見ても存在感が全然違うでしょうね。これはやはり夕方に見るべき花です。
いつもは8月には高山で見かけるアサギマダラをなぜか低山で見かけました。
例年ですとアサギマダラをあちこちで見るのですが、今年はそれほど見かけなかった年でした。
里山から高山まで幅広く咲いているツリガネニンジンですが、早いと8月から咲いています。
バックの黄色い点々はユウスゲです。
滝といっても深さは浅いので、水に漬かって涼みながら撮影します。
エアコンの効いた部屋に居るより、ずっと素敵ですよ。
オオキツネノカミソリもちょっとした沢沿いなどでよく見かけます。真夏にこの色はちょっと暑苦しいですが・・。
香川の山ではあまり見かけないシギンカラマツを徳島の山で見ました。蕾は紫色をしていてとても美しいカラマツソウの仲間です。
紫色のはかなそうな花を咲かせます。
ちょっとした山地で咲いているミズタマソウ。小さな花なので、見落としがちですが、良く見ると可愛い花です。
ハナハマセンブリは名前は知っていたものの、今年初めて見ることが出来た花でした。
いつも山道具を買いに行くお店の近くに咲いていました。
山の花ではなく、どちらかというと海辺に近いところに咲く帰化植物の花のようです。
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