2007年、野山の花ベスト100、3月①
3月に入ると野山でもいろいろな花が咲き始めます。まずはアオイスミレなどのスミレ類、そしてエンゴサクも低地ではそろそろ咲き始める頃です。
今年は徳島や高知の山で白花ショウジョウバカマというのをよく見かけました。それまではこの季節は近場の山にばかり行くことが多かったので、白花ショウジョウバカマが春先に咲くということを知らなかったのでした。
この画像は実を言うと、2月末に寒峰という山にフクジュソウを見に行ったときに、麓で撮影したものです。フクジュソウと同じ頃に咲きあがるのですから、春の花としては相当早くから咲きあがるのですね。一方、私が住む香川の山ではこの白花ショウジョウバカマは見ることがなくて、ほとんどが普通のショウジョウバカマで、そちらは花が咲くのは4月に入ってからです。白花ショウジョウバカマは徳島や高知の山に多いようです。もしかするとツクシショウジョウバカマというものと同じ物かも知れません。
今年は暖かだったせいで、スミレの仲間も早くから咲いていました。アオイスミレは2月に見かけましたが、ニオイタチツボスミレが3月上旬に早くも咲いていたのでした。
丸っこい顔が特徴的で、近寄るといい香りがします。
↑の丸っこいニオイタチツボスミレとはずいぶんお顔が違っていますね。
春一番に道端などで群生します。
やはり丸っこい顔が特徴のナガバノタチツボスミレです。讃岐の低山にはいちばん多いスミレです。
低山では3月半ばになるとダンコウバイもそろそろ開花を始めます。クスノキ科の仲間はどれも同じような黄色い花を咲かせ、春先は葉がまだ出てないので、花や樹肌から判断します。3,4年かかって、ようやくダンコウバイとクロモジ、シロモジ、アブラチャンがなんとか見分けがつくようになりました。
ダンコウバイの花は中でもいちばん大きくて派手と言えるでしょうか。
ヤブツバキは低山では晩秋から咲くような年もありますが、見頃はやはり3月です。
今回はヤブツバキの落花をアップしてみました。
小さくて地味な花、セントウソウです。セントウソウをわざわざ見に行くことはないですが、イチリンソウやユキワリイチゲなどという春の花を見に行くと、よく咲いています。低山から比較的高山に到るまで、いろいろな環境で見られるようです。
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