フクジュソウのお花見に、その5、コスミレ群生
フクジュソウを心行くまで見てから、そのまま進もうか、それとも帰ろうか、迷いました。帰るとしても阿讃山脈経由で帰り、どこかで花の下見をするつもりではいました。しかし、この辺りまでは、なかなか来る機会もないだろうと思い、もう少し先まで行ってみることにしました。
車を走らせていると、車道の縁に沿ってスミレが群生しているのが見えました。慌てて、車を停めようとしますが、適当な場所がなくて、少し先に停めます。
見事なほどびっしりと花をつけています。毎年、スミレを見に行く近くの山でもコスミレがアスファルトで群生する場所がありますが、これほど花つきが良い株は見たことがありません。
私が見るコスミレはだいたいこんな幹事で咲いているのが多いですね。
中には石垣の間や、コンクリートの隙間とか、そんな場所が多いのです。スミレの種をアリが運ぶそうですから、そんなことも関係あるのでしょうか。
それにしても、10日前の香川の山にはコスミレの姿は全然なかったのですが・・・。
こちらはツクシの群生です。ちょっと山のほうに行くと、ツクシの群生は珍しくもなんともないですが、私の住む辺りではもうこんな群生はあまり見なくなってしまいました。
ホトケノザもなぜかここで見ると、とても鮮やかに見えるのは気のせいでしょうか。
芝桜がもう咲いています。これも香川ではまだ咲いてないように思いました。
対岸の山の斜面にはつい最近雪が融けたばかりと言うような枯草色の畑が見えています。
そしてその中にぽつんと家が建っています。
この辺りは平家の落人伝説が残る集落です。
こんなところに?と思うような山の中にも家が建っているのです。
コメント