春の小さな谷を歩く、その1
↑画像はニリンソウの小さな群落です。ニリンソウは花はイチリンソウと良く似ていますが、葉っぱは固まって生えていて小さなブッシュ状に繁っていることが多いです。
花弁(ガク片)の裏側は赤味を帯びていてとても美しいのですが、この日は全開で、表から見るとわかりませんね。
ニリンソウの葉っぱはトリカブトの葉っぱに似ていますが、小さくて見慣れると見分けがつくようになります。
ほんのり薄紅色で、なんともいえません。
一方、こちらは二輪咲いていてニリンソウみたいに見えますが、イチリンソウです。
ニリンソウ状態のイチリンソウとでもいいましょうか・・。
イチリンソウとニリンソウは葉が違うので、葉で見分けると間違いません。
これも裏側から見るとドキッとするほど艶かしい色です。
ヤブツバキの落花の中で真っ白なイチリンソウが咲き誇っています。
真っ赤と真っ白・・・普通の人間ならこんな派手な組み合わせは考えませんが、自然の中ではこんな色合わせも有り、なのですね。
この沢の下流では芽吹きの季節から新緑の季節へと移行しているようでした。
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