三豊散策、その6、ヤマザクラ
産直市では生憎とタケノコを見ませんでした。今年は寒かったので、タケノコの出るのが大幅に遅れているらしいです。
実家の有る町のいちばん南に有る地区はタケノコが採れるので有名な地区です。うちのご近所の奥さん仲間の方も、わざわざここまでタケノコを買いにくるとか・・。掘れたとしてもタケノコは鮮度が勝負なので、朝一番で出てしまったのでしょう。
この市場は小さな川に沿って建っていますが、川べりを何気なく見たら紫色の花が見えます。これも一年ぶりに見るムラサキケマンでした。
ムラサキケマンはそれほど山に行かなくとも、山すそ辺りでよく見かけます。私の中のムラサキケマンのイメージはたいてい桜の花の頃に咲いている花というイメージです。
ケシ科キケマン属。
農免道路と言うのでしょうか、林道よりははるかに整備された。だけど、ほとんど車の通らない道を走ります。
竹林が途切れたと思ったら、目の中に桜色が飛び込んできました。かなり大きなヤマザクラが車道の傍に生えています。
私はヤマザクラがとても好きなのです。
木全体を入れると、画素数の関係か、きめが粗くなるので、半分だけ入れて見ます。
バックの青いのは勿論、竹です。何しろこの付近はタケノコの産地なのです。
この日は、ほかで見た桜はまだ3分咲きぐらいが多かったですが、この桜は7分咲きぐらいでよく咲きあがっていました。
青空に淡いピンクの花と赤い葉の取り合わせが素晴らしいですね。
ここにはキケマンがいました。キケマンは草丈が70センチぐらいもあり、春の野草としてはかなり大型ですね。
そしてここでもトウダイグサが咲いています。周囲にはハコベやオオイヌノフグリも見えます。
田舎ではツクシなんてちっとも珍しくないので、誰も採らないのでしょうね。
良く見ると綺麗な花ですね。
いつも春にスミレを見に行く低山で、毎年咲いているヤワゲフウロが早くも咲いています。
外来種のフウロですが、なぜかこの付近でしか見かけません。
タケノコは買えなかったけど、何気ない春の花々とヤマザクラを見られて、気持ちよいドライブになりました。
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