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2008-04-20

憧れのマンサクを見に行く、その3、シコクチャルメルソウ

その付近は野草の多い場所で、シコクチャルメルソウの葉もたくさん見られます。

良く見るとシコクチャルメルソウの花も咲いています。

P4110110

四国に分布しているのはシコクチャルメルソウとコチャルメルソウですが、どちらKというとシコクチャルメルソウのほうは標高のあまり高くない場所で見かけるように思います。

チャルメルソウにはいろいろな種類がありますが、種類によって花の形が違うので、接写で花の写真をきちんと撮れば、同定は容易なようです。画像はマクロレンズでは撮影してないので、はっきりわかりませんが、シコクチャルメルソウの花弁は紅紫色で羽状に5裂するそうです。

P4110111 シコクチャルメルソウの葉っぱです。複雑な模様をしていますね。

この後で、丁度コチャルメルソウと思われるチャルメルソウを見たので、比較のためにアップします。

P4110242 コチャルメルソウの全体の姿です。

P4110244 コチャルメルソウの花弁は羽状に7~9裂するようです。

花弁の一ろも赤くはなく、茶色っぽい感じです。

P4110120

早春の沢沿いの山地などでは必ず見かけるヤマネコノメソウも、勿論咲いていました。

P4110135 やがて標高1000Mを超えました。辺りはまだまだ早春の雰囲気です。

アオイスミレがまだ綺麗に咲いています。

P4110166 ショウジョウバカマの花芽もまだ固いです。

P4110156 沢沿いにやがて黄色の樹木の花が見えてきました。待望のマンサクです。

コメント

keitann様 こんにちは
この場所は四国でも一番春の遅いところでしょうか。
ショウジョウバカマの堅い蕾と、マンサクの花を見てそんなことを思いました。
標高が1000mを超えた場所で咲くようですのでまだ相当寒さが残るのでしょうか。
どちらにしても四国で珍しいマンサクに出会えてよかったですね。
おまけに固有のものでしょうね、シコクチャルメルソウに会われて、その足でコチャルメルソウも見つけ、収穫の多い山行を重ねて見えますね。

ぶちょうほう様、こんにちは。
この記事の画像で出てきた場所は標高約1000mちょっとです。徳島の落合峠の北側約10キロ程度でしょうか。もっと標高の高い石鎚や剣山ではまだ雪が残っていますから、いちばん春が遅いと言うことはないでしょうね。
ショウジョウバカマは昨日見てきた県内の標高1000m弱の場所で、咲きあがってきたところでした。今年の四国は3月までが寒かったので、やはり春の花たちは相当遅れているように思います。
野草友達の話ではマンサクの花は去年より約一ヶ月も遅かったそうです。
マンサクは特に四国の固有種のマンサクと言うわけではないようで、普通のマンサクのようです。少し変わったマンサクは阿哲マンサクと言うのが岡山に自生するようです。
チャルメルソウは四国に固有のチャルメルソウですが、香川の県境に近い山にも結構咲きますので、こちらは特段珍しくはないようでうs。
マンサクは3年程前から見たいみたいと思っていた木なので、見ることが出来てほんとに嬉しかったです。

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