5月上旬に見た花、その1、トリガタハンショウヅル
4月にちょくちょくスミレを見に行っていた山に、5月上旬に、再び、行ってきました。
まだ見ていないスミレがあるのと、トリガタハンショウヅルなどの様子を見るためです。
それにチゴユリもそろそろ咲き始めているに違いありません。
まずは4月下旬にたまたま見つけたニリンソウの群生の場所に寄ってみました。
前回来たときには一本も花芽が出てなかったというのに、10日後にはかなりの花が咲いていて驚きました。
また一つ、私の秘密の花園が増えました。
トリガタハンショウヅルも花がすっかり白くなってきていて、かなり咲き進んだようです。
花を上から見たところです。
こちらは木に絡んでいるトリガタハンショウヅルを下から見上げて撮影したものです。
花がまだ緑色がかっているので、咲き始めのようです。
トリガタハンショウヅルは去年初めて見たのですが、一旦、見つけると、いろいろなところでよく見ます。もっとも、こちらはシロバナハンショウヅルのように低山では咲きません。少なくとも標高500m以上の場所で咲くように思います。
少し夕暮れ時にかかってしまったので、良い画像が撮れませんでしたが・・。
花つきの良い株です。
高知の鳥形山で発見されたので、その名がありますが、高知以外でも勿論咲きます。
香川でも、県境の山々ではそれほど珍しくはありません。
花の形だけを見ていると、まるでカンパニュラの一種のような形をしていますね。
シロバナハンショウヅルは丸っこい花で愛嬌があるのに比べると、面長の美人さんというイメージがあります。
keitann様 こんにちは
トリガタハンショウヅルをとくと拝見いたしました。
いろいろな撮り方をされて、楽しい贅沢三昧ですね。
この花は中部地方にも分布しているはずですので、ぜひそれを見たいのですが、はっきりとそれと確認してみたことが無いのです。
でも過去に見たものの中で、なんとなく見過ごして来ていたのできっとこれも混じっていたことでしょうね。
それからこれは確認項目なのですが、確か去年か一昨年の、南アルプス仙丈岳の紀行文中にスーパー林道でニョホウチドリをバスの中から沢山見たという記述がありましたね。
あの記述をおぼろに記憶していまして、恐縮ですが、もう一度聞かせていただけませんでしょうか。
76a3da22@kyp.biglobe.ne.jp にでもご連絡いただければ幸甚に存じます。
撮影に行きたく思っているのですが。
投稿: ぶちょうほう | 2008-05-16 21:26
ぶちょうほう様、こんばんは。
トリガタハンショウヅルが咲く山域には今までも何度も行っているのに、トリガタハンショウヅルの花に気がついたのは、たった一年ちょっと前の話です。
タカネハンショウヅルのように花が紫やピンクの派手な色もしていないし、ツルや葉っぱがものすごく繁ると言うわけでもないので、見過ごしやすい花のようです。
でも、一旦、わかると、それこそいろいろなところで見かけます。
ですが、北のほうでは四国ほど自生はしてないのではないのでしょうか。
四国でも、愛媛の山では私もまだ見たことがないように思うのです。
ニョホウチドリの件に関しては、珍しい植物でもあり、メールにてご連絡差し上げたいと思います。
投稿: keitann | 2008-05-16 22:47