新緑の徳島の山へ、その5、クマガイソウ
考えられる原因の一つは雪解けが遅かったために、芽出しが遅れたのかも知れないということです。他の花も去年より全体に遅いように思いましたが、クマガイソウはランの仲間ですから特に芽出しなどにも、ある程度以上の気温が要るのかもしれません。
葉っぱはかなりの数があるのですが、小さな株では花を咲かせることは出来ないようです。
花の画像がないと寂しいので、これは別の山で咲いていたのを山友達が撮影してメールに添付して送ってくれたものですが、アップしてみます。
この山では4月末に、クマガイソウの芽吹きの様子を見ていますが、山友達にだいたいの場所を教えていたところ、見に行ってくれたようです。わずか10日後に開花するとは、こちらの予想よりもずいぶん早かったです。
話はもとの徳島の山に戻りますが、なんとこんなところでヒトリシズカを見ました。
いつもヒトリシズカを見る場所とは勝手が違っていたので、キビヒトリシズカ?などと勘違いしてしまいました。
ちょっといつもと違う雰囲気のところで見ると、間違えてしまうと言うのは、まだまだ年季が足りない証拠ですね。
去年来たときにはヒトリシズカの花など一つも見なかったので、それもあるのかもしれません。
夏の終わりに可愛い花を咲かせるヤマジオウの芽もそこいらじゅうから出ています。
さすがにこの季節になれば、熱いラーメンは必要ないですが、食後のコーヒーはホットをいただきました。
少し上に登れば、花はたぶん終わっているでしょうが、カタクリやフクジュソウの株もありますが、この日はTさんの都合で早めに下ることにします。
こんな葉っぱを発見。
クロフネサイシンはいつももっと早く、葉っぱがまだ展開し始める前に見るので、いつも見慣れている葉と違うようにも思います。
雌しべの数が決め手のようなので、この画像だけではどちらとも決められません。それにしても、サイシンの葉っぱって美味しいのでしょうか、いつも虫に食べられているのを見ますね。
ナルコユリは何度か見かけましたが、花はもう少し先のようです。
この仲間も、毎年見るたびに、図鑑を開かないと名前を忘れている花です。
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