カタクリ&アケボノツツジお花見山行、その6
稜線で咲いているシロモジの花です。去年もシロモジは尾根道沿いにたくさん見かけました。
後ろを振り返ると気持ちよさそうな笹原が見えます。平家平の名の由来は、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一族が、この山を通って横倉山に落ちのびたからとか・・。
横倉山までは直線距離にしても60キロぐらいはありそうです。
正面に大きく見えるのはブナで有名な大座礼山です。登りたいと思いながら、まだ登っていない山です。
なかなかゆったりとした立派な山容ですね。どことなく南アルプスの仙丈岳に似ていると思うのは私だけでしょうか?もっとも標高は1500mも違いますけど・・。
先ほどからもブナは見ているのですが、大座礼が近いと思うからか、なんとなくブナが多くなったような気がします。
シジュウカラの鳴き声がすると思ったら、近くの木の枝にとまっていました。
山ではいちばん良く見かけるのがシジュウカラですね。
冬芽をやぶって出てきたブナの新芽です。こんな瞬間が間近で見られるのですから、たまりませんね。
平家平から東はどんどん下っていく一方なので、歩を進めると緑が多くなります。
四国電力の鉄塔があって、ここからフォレスタハウス方面へ下れるらしいです。分岐には13時40分頃着。休憩は特にせず、そのまま下ります。
画像は高知側を撮影したもので、こちらの登山口は小麦畝と言うようです。平家平で会った単独の男性はどうやらここで下ったらしく、この後は姿を見かけませんでした。
やがて、正面に三ツ森山が見えてきました。山の斜面にはアケボノツツジが咲いています。
三ツ森峠手前10分ぐらいから、アケボノツツジが登山道沿いに見え始めました。こんなに近くで、満開に咲いているのを見たのは初めてなのでなので、興奮しました。
夢中でカメラのシャッターを切りまくります。
ブナの若葉をバックのアケボノツツジです。なんと贅沢な眺めでしょう!
青空がバックで、まるで絵に描いたような光景とはこのことですね。
稜線上は風が強いからか、花がどれも同じ方向を向いています。
それと、葉が出る前に花だけ咲いているので、まるで作り物の花のようにも見えます。とにかく、浮世離れした花と言う印象を受けました。あまりに天気が良すぎたせいかもしれません。これがガスでもかかっていたら、また違った印象だったでしょう。
三ツ森山は直ぐそこに見えていますが、これがまた急登なのだそうです。
ここでザックを置いて、しばらくアケボノツツジ見物をすることになりました。
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