« カタクリ&アケボノツツジお花見山行、その1、 | メイン | カタクリ&アケボノツツジお花見山行、その3 »

2008-05-11

カタクリ&アケボノツツジお花見山行、その2

このコースは誰とも出会うことなく、また先を歩いている人もなく、嫌に静かだなと思ったら、それもそのはず、通行禁止のルートだったのですから・・。しかし、ちょっと危なそうなのは崩壊部分だけで、あとは倒木、少し朽ちかけた木の橋ぐらいで、山を歩きなれている人なら、特に問題なさそうです。

ナスビ平に到るコースは他にも尾根コースがあるらしいのですが、そちらは沢コースよりも時間が余計にかかるようです。10分の休憩後、8時50分に歩き始めます。

P5034289

山道沿いにはところどころで、ミツバツツジが綺麗な紫色で咲いています。周囲の新緑とマッチして、とても綺麗です。

P5034284 小さな花、マルバコンロンソウです。

P5034291 こんな橋を渡る個所もあります。東赤石への登り道も、こういった木の橋が多いです。

P5034293 沢の向こうの山の斜面に先ほどからアケボノツツジのピンクが見えています。

これが150mmでズームして撮った物です。アケボノツツジ独特のピンクです。

P5034296 そうこうするうちに、歩いている登山道の上にもアケボノツツジが見えてきました。

まだ花はまばらですが、青空に透かすととても綺麗です。

P5034297 この山行はアケボノツツジのお花見山行でもあるのですが、期待が膨らみますね。

この後、一旦、沢を渡渉します。沢の渡渉点は去年、二本目を取ったところですが、去年は休憩中に若い女の子が足を滑らせて靴を濡らしたた場所です。

今回は特に休憩はいれず、そのまま進みます。沢を渡ると直ぐに、斜面をジグザグに登ります。このコースの中ではいちばんきつい登りですが、それも15分ぐらいのことなので、たいしたことはないです。

P5034300 ユキザサがありましたが、花はまだまだのようです。このコースはこの後もユキザサをたくさん見かけましたが、咲いている株は1株もありませんでした。ユキザサは香川の標高800m付近でも花は4月末ですね。

この場所はすでに標高1000Mは越えています。

P5034314

9時37分、下のカタクリ自生地に到着。去年は10時7分に到着しています。歩き始めが30分早いので、到着も30分早いと言う訳です。

人はあまりいなくて、1,2名の人がカタクリを見物しているだけでした。

S君は知人に8枚花弁のカタクリガ咲いているのを写真に撮ってきて欲しいと頼まれたそうで、一生懸命に探していますが、見当たらないようです。

P5034316 白花と言うほどではないですが、少し色の淡いカタクリも咲いています。去年も確か咲いていたような?

P5034325 ユキザサと並んでエンレイソウもこの付近はとても多いです。

しかし、去年と比べるとどれも小さい株ばかりなのは、雪解けが遅かったからでしょうか?

皿ガ嶺や剣山のシロバナエンレイソウと違い、ここのは普通のエンレイソウです。草丈10センチぐらいでもどれも花をつけていたのが健気でした。

P5034329 遠くにピンクに見えているのは山桜のようです。このコースは山桜もチラホラ咲いていて、標高1300あまりまで花が咲いているのを見ました。ピンクの濃い目の花色と、樹高が10mは完全に越えている大きな木で見事でした。

下のカタクリ自生地で10分弱ほど写真を撮った後、上のカタクリ自生地に向かいます。

コメント

keitann様 こんにちは
頻繁に山を歩かれて、沢山花に出逢われて見えるkeitann様ですので、今回の記事ではどの花がどうとか言うのさえも憚られるような気持ちです。
ところでアケボノツツジをアカヤシオに似ているのかもしれないと思いながらこの花を見ていました。
ネットで引いてみるとこの二つはお互いに変種関係にあるそうですね。どおりで姿が似ているはずですね。
上から4番目、ズームしたアケボノツツジの前に黄色く垂れ下がっているのはキブシでしょうか?
今頃まで未だ?・・・という感じがありますね。
ユキザサの蕾をしっかりと確認させていただきました。
小生のときと違うのは、エンレイソウに花が付いているところですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

今回はカタクリとアケボノツツジと言うごく一般的な花を見に行ったわけですが、カタクリはともかくとして、アケボノツツジは実を言うと私はきちんと見たことがなかったのです。以前、別の山に登ったときは時期が少し早すぎ、また二年前に登ったときはゴヨウツツジやヒカゲツツジはぴったりだったのに、アケボノツツジには遅すぎて・・。
今年はそんなわけで、咲き始めの綺麗な状態のアケボノツツジをたくさん見られて、ちょっと感激でした。
アケボノツツジはアカヤシオの母種だということです。違いは花柄に毛があるとかないとか、そんな程度で、ほぼ同じみたいですね。でも、アケボノツツジと言う名前が良いですね。
キブシは私もそうだと思いますよ。石鎚山系は四国でもかなり気温が低く、このときもここから少し上がったところで、まだ雪が残っていました。
エンレイソウだけは開花株が多かったです。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ