5月下旬に見た花、その4、ドウダン3種
山頂の展望台の直ぐ横にあるベニドウダンの木では真っ赤な花がぶら下がっていました。普通はドウダンの木は樹高が3mほどありますので、下から見上げるように撮影しますが、このときは例外的に展望台の上から撮影したので、至近距離で横から撮影することができました。
緑の葉っぱの中からたくさんのまるでイヤリングのような花が垂れ下がって咲いています。樹木の花でこれほど可愛い花も珍しいですね。
下から見ると花筒の先が開いているので、これでちゃんと開花しているのです。
これもシロドウダンですが、ほんのわずか赤味がかかっています。
この山にはシロドウダン、ベニドウダン、カイナンサラサドウダンなど、色合いも様々なドウダンが咲きます。
こちらはカイナンサラサドウダンの花です、普通のサラサドウダンでは花序が短いのですが、カイナンサラサドウダンでは花序はベニドウダンなどと同じように長くなります。
ドウダンツツジは庭植えされているのを良く見ますが、このベニドウダンやシロドウダンを庭に植えているのは不思議と見かけないですね。
四国の山ではそれほど珍しくはないツツジの仲間ですが、これほど可愛い花が庭植えされないのも不思議な気がしますが、栽培が難しいとかそんな事情があるのかもしれません。
因みにこの山は車でも直ぐにいけますので、足の弱い方やお年寄りでも簡単にお花見のできる絶好の場所です。
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