6月の剣山、その7、ワチガイソウ
この小屋の下のほうにもヤマシャクヤクが咲いています。望遠レンズで撮影してみました。
今日開花したばかりということがわかるようなきりっとした花です。
標高の高いところにはウツギではなくてヒメウツギが咲いていることが多いです。
目線のちょっと上の高さの木にこんな花が無数にぶら下がっています。この前見かけたツリバナのようですが、ずいぶん花つきが良いですね。秋の実が楽しみです。
こちらはニワトコのようですが、こんな標高の高いところにもニワトコが自生しているんですね。意外でした。
ナナカマドもこの時期、若葉を出していますね。
剣山の森です。剣山はなんと言っても、大きな木々からなる、この深い森が一番の魅力です。
苔むした木は、こんなになってもまだ生きているのでしょうか?
綺麗な色ですね。
今から渡る沢です。いつもここでお昼を食べることにしていますが、この日はすでに軽く食べていたので、ここでは休憩はしません。
穴吹川源流と書いた碑があります。最近はこういう碑を建てるのが流行りなんでしょうか?以前はこんな碑はなかったのですが・・。
源流の碑よりも私にはこちらのワチガイソウのほうがよほど気になります。沢の近くに、ワチガイソウが一杯生えているのです。
ワチガイソウの周囲にもなんだか綺麗な葉っぱがいっぱい見えています。青々とした様々な葉を見るのも楽しいです。
今年は皿ガ嶺や筒上山、いろいろな山でワチガイソウを見ることが出来ましたが、この剣山で見るワチガイソウがどうやらフィナーレのようです。
ほんとに気持ちよさそうな谷になっています。
剣山の森は私が今までに見た森の中でも素晴らしい森に入ると思います。
沢の近くにはなんとシロバナネコノメのまだ綺麗な株も咲き残っていました。
シロバナネコノメにワチガイソウと来れば、皿ガ嶺では4月末のことでした。
剣山とでは1ヶ月以上の差があるわけです。
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