6月の剣山、その8、ピンクのコミヤマカタバミ
ピンクのコミヤマカタバミが目にとまりました。
それも数輪が群れて咲いています。今まで弥蔵友達の掲示板などで見せてもらったことはあるのですが、実物を見るのは初めてで、思わず歓声を上げてしまいました。何度も書きますが、私はコミヤマカタバミが大好きなのです。惜しいことに、完全に開いてはなかったのですが、これで完全に開いていたら、ほんとに素敵な眺めだったでしょうね。失敗がないように何枚も画像を撮ります。
わずか1mしか離れてないのに、こちらは白花のコミヤマカタバミが咲いています。
普通は白地にピンクのラインが入っているのですが、この花は特にラインもピンクがごく淡いので、白っぽく見えるようです。
イワセントウソウもあちこちで見かけますが、こうして見ると普通のセントウソウみたいに見えます。
私好みの可憐な花が多いので、なかなか前に進めません(^。^;)
イワセントウソウのすでに種をつけた姿と思われる中にもピンクカタバミが咲いています。
よくわからないネコノメの仲間もまたまた咲いています。今度のは葯の色が黄色です。
夏にはカニコウモリが群生する場所です。
ここにも防鹿柵が張り巡らされています。キレンゲショウマはこの場所では見かけませんから、どの花を鹿から守っているのでしょう?
また、オオヤマレンゲやヒメシャラなど、貴重な木の幹には鹿の角研ぎ被害に遭わないよう、やはりネットが巻かれてありました。
去年、ここで作業していたおじさんに教えてもらったツレサギソウの芽出しのようです。花はまだまだ二ヶ月先でしょうね。
この付近にもヤマシャクが咲いています。ヤマシャクの周囲には鹿が食べないので、こればかりが増えるシコクブシがびっくりするほど群生しています。
どうやらウイルスにやられたようで花びらがピンクに変色しているヤマシャクも見ました。
葉っぱも妙に縮んでいますね。
こちらも奇形なのか病気なのかわかりませんが、仏は金色をしているシベが真っ白です。花弁の数も異様に多いですね。
こんなヤマシャクヤクはいアッまであまり見たことがないです。
ヤマシャクはこのぐらいの時が最高に綺麗ですね。
花弁の縁がうっすらとピンクがかった花もあります。これは翌日開花のようでしたが、開いたらどんな姿なのでしょう?
この場所のオオヤマレンゲはまだまだ咲く時期ではないですが、一応、花芽をチエックしてみました。
うん、大丈夫、今年も花は見られそうですね。剣山のオオヤマレンゲは開花は6月末か7月初めだと思います。
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