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2008-07-07

雨の中、3度目の東赤石に、その1、アプローチなど

7月5日は、今年に入って3度目の東赤石に登ってきました。

6月15日、6月27日に続いての東赤石ですから、ここのところ立て続けで登っていることになります。

今回は時々山に同行させてもらっている愛媛在住の山仲間が、若い女の子たち3人を連れて登るので、助っ人で来てくれないかとのことです。ちょうど6月末に登った時に、もう少しで咲きそうなシコクギボウシを見ていたので、そろそろ咲きあがっているであろう花を見たかったこともあって、同行することにしました。

ルートは床鍋~権現越~東赤石~八巻山~石室越~沢コース経由で瀬場に下山という予定でした。

P1000794

画像は昼ごろになってようやく雨が上がった中、トラバース道でタカネバラを撮影している同行の女の子です。

さて、四国地方はこの前日の7月4日に梅雨明けしたという発表があって、前夜の天気予報でも5日は曇りのち晴れという予報が出ていました。天気については登りが暑いだろうなという心配こそすれ、雨が降るなどとはこれっぽっちも思っていませんでした。

当日朝は目覚ましを4時半にセットしていたのが、それよりも前4時前からすさまじい雷の音で目が覚めました。その後はあまり眠れぬまま4時半起床です。

家族のお昼ごはんなど作り、洗濯物を干した後、5時40分に家を出ました。このころは雷はやんで、雨も小降りになっていました。山仲間のS君からは特に中止のメールも入ってないようなので、決行になるようです。ところがインターに乗る直前にS君から電話が入りました。

松山は土砂降りだそうで、どうしたものかという電話でした。私はすでに走り始めていたことでもあり、空の色はそれほど悪くはないし、午後からのほうが天候も回復しそうだったので、「登れるんじゃないかな?」と答えました。とりあえず、登山口の瀬場に集合するだけしようということに・・。

高速に乗ると、雨もほとんどやんで、県境辺りではまだ小雨でしたが、川之江・三島インターを下りても雨は上がっています。いつものコンビニでお昼と行動食を調達して別子ラインを目指します。ここで気になったのは、いつもなら法皇トンネルの北側がガスって雨が降っていても、トンネルを抜けて別子側に出ると、晴れていることが多いのが、この日は完全に逆です。トンネルを抜けると雨が降っていて、山々にはガスがかっかっています。天気図までは見てこなかったので、梅雨前線が南下してきたのか、それとも一時的な雨なのかちょっとわけがわかりません。

すでにこの道は今年に入ってからでも走るのは4度目か5度目です。金砂湖南岸沿いの道から前方を3台の車が連なって走っています。瀬場7時集合だったのがちょっと時間が迫っていたので、急いで走っていたら、前方の三台の車が先に行けとばかり、次々と停止してくれました。瀬場には5分遅れの7時5分着です。いつもは時間には余裕を持ってきているS君の車が珍しく見えません。女の子三人を一旦松山で集めてくるのだし、雨もかなり降っているようなので、やはり遅れているのでしょう。

瀬場の私がいつも車をとめておく付近にはすでに高知ナンバーの車が4台ほどとまっていいます。さすがにこの時期の東赤石はタカネバラなどのお花目当ての登山者が多いようです。そこで私は橋を渡った反対側に車をとめて待つことしばし・・・。7時15分ごろ、S君一行が到着です。その頃には雨も幾分小降りになって、期待がもてそうでした。

私の車は瀬場に置き、S君の車に同乗して床鍋に向かいます。この日は登山口は床鍋、下山口は瀬場と、ミニ縦走のような格好なので、車を二台別々に置くのです。去年の6月末の逆コースを歩くわけです。

瀬場から床鍋までは車だとものの5分足らずで着きます。いつものように山靴に履き替え、身支度をして歩き始めるころには雨は上がっていました。ラッキーと思ったのですが、それも束の間・・・。

P7053104 登山口に向かう車道です。

下に見える車道は別子ラインです。

P7053106 ↑画像にも小さく見えていますが、上の車道入口にこんな道標があります。

P7053105 歩き始めは7時半です。

画像には女の子が二人写っていますが、もう一人います。

うち2人の女の子とは07年の春にカタクリ山行でご一緒したので顔見知りではありますが、もう一人の方とは初めてです。

P7053109 山の上でもヤマアジサイが咲いているに違いないのですが、車道沿いにも園芸種のアジサイがきれいに咲いています。

なお、前回にも書いたように別子ラインはあじさいロードとかはな街道とか言われるぐらいで、金砂湖からずっとアジサイの花がそれは見事に咲いています。山に登られない方は、ドライブでそのアジサイだけを楽しみに来る方たちも多いようです。

真っ赤に実ったグミの実もあったりで、皆で一粒ずつ味見しました。若い女の子たちはグミの実を食べるのは初めてのようです。私はと言えば子供時代以来数十年ぶりですが、グミは渋くて、どうも昔から苦手ですが、この日食べたのも渋かったです。そういえば、若い人たちは「渋い」という味の形容詞も知らないようでした。今どきはこんな野趣の溢れるものは食べる機会がないのでしょうね。

コメント

けいちゃん
トップの写真、おはな摘みしたそう(^_^)(^_^)(^_^)
ごめん(-_-;)

あゆさん、あはは、そんな風に見えました?

この子はね、座り込んで携帯のカメラで、タカネバラを撮影してるんです。
ここで見かけたのはずいぶん草丈の低いタカネバラでしたから・・。

気立ても良くてとっても可愛い子でしたよ。

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