10月下旬に見た花、その4、ヤマラッキョウなど
ヤマラッキョウも秋の野山ではよく見かける野草の一つです。
毎年、秋が深まってきた頃に、比較的近場の里山にいつも見に行くことにしているのですが、この日は標高1000m付近やその少し下あたりでもヤマラッキョウを4箇所ほどで見かけました。
ここは比較的人の手が良く入った場所ですが、山里の人の適切な草刈で、ヤマラッキョウの花がたくさん咲いていました。それでも、去年、一昨年と来たときにはヤマラッキョウの花を見た覚えがないですから、時期が少し早かったのが幸いしたようです。
平野部の道端とは一味も二味も違うのが羨ましいですね。
こちらは山の中でほとんど手入れもされない場所で咲いていたヤマラッキョウです。人の手が入らないところでは、他のクサや木々に負けて、群生するまではいかないようです。
ミコシグサと呼ばれる、独特の形をしたゲンノショウコの実です。
シコクフウロなどフウロソウの仲間の実はこんな形をしていますね。
クルマバナだったのですね。
クルマバナのガク片が集まったのが紅葉していたようです。
こんな何気ないものも、綺麗なものです。
ところがクマツヅラは意外と私は見かけることが少なくて、ここと満濃公園でしか見たことがないのです。
自宅ではバーベナハスタータというクマツヅラ科の花を育てていますが、これにそっくりな花を咲かせます。
クマツヅラ科の花は野山でも種類が多いのですが、本家本元は意外と素朴な花です。
フユノハナワラビもまた、秋の野山では普通に見ることができる花です。
コメント