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2008-11-03

紅葉の御来光の滝~愛大小屋~土小屋、その1、朝焼け

東赤石にreikoさんとご一緒した頃、御来光の滝~愛大小屋~土小屋というルートを歩きませんかと誘われました。何でも御来光の滝に行ってないけど、是非行ってみたいというreikoさんのためにエントツ山さんがreikoさんを案内してくださるとか・・。

私自身は御来光の滝には去年9月に行っているのですが、この時期だと紅葉も期待できるし、愛大小屋方面には行ったことがなかったので、同行させていただくこととなりました。

エントツ山さんは四国の山歩きのHPでは絶大な人気を誇るサイトで、掲示板なども面白いのですが、一見破天荒な山歩きをされている方なので、一体どんな顛末になるやら・・・。

ほんとは10月26日に予定していた歩きでしたが、雨の為、一週遅れで11月2日に歩くことになりました。

Pb023512

画像は御来光の滝にたどり着くちょっと手前のモミジです。紅葉の盛りは標高1000m付近で、御来光の滝周辺は、なかなか見事な紅葉が楽しめました。

集合は土小屋に7時なので、高松から来るreikoさんとはこの前も待ち合わせた24時間営業のスーパーで3時45分に待ち合わせとなりました。私はといえば、前夜は例のごとく仕事だったりして、その後パッキング、片付けなどしていると、いつの間にか午前2時・・・。やばい、1時間しか寝られません。

携帯の目覚ましのけたたましい音で3時10分起床、洗濯物だけ干して、真っ暗な中を車を走らせます。この前までは半袖シャツに、夏用のトレッキングパンツでしたが、この日は流石に寒さを感じたので、冬用のウエアにしました。

約束の時刻に現れたreikoさんを乗せて、最寄インターから高速に乗ります。実は私は今まで、石鎚行きに際して瓶ガ森林道を走ったことがなく、今回も当初はreikoさんが車を出してくれる手筈でしたが、この日はreikoさんが下山後に四国のネットの山仲間たちとの集まりに直行するというので、急遽、私が車出しすることとなりました。私は今週末にも上京を控えているので、この時期の泊りがけはちょっと無理です。

高速を「いよ西条インター」で下りて、あとは加茂川の左岸沿いのR194を南下します。因みに、不思議にも高速料金はたったの1000円でした。長い寒風山トンネルを出ると直ぐに寒風茶屋へと向かう林道を走ります。真っ暗な中、ライトをつけてのヘアピンカーブの続出で、ちょいと気を使う走りですが、この時刻には流石に対向車はないので、その分は気楽でしょうか。寒風茶屋の駐車場には、驚いたことに車が結構駐車していて、中にはテントを張ってる人もいます。reikoさんの話では、遠方から石鎚山系に登りに来る人は、ここで夜明けを待って、登山する人も多いとか・・。

瓶ガ森林道を走るのはこれが初めてですが、思っていたより道も広く、完全舗装されているので、四国のほかのマイナーな山道よりはずっと走りやすいです。土小屋までの所要時間は高松からでも3時間もあればよいとの事で、この日は少しだけ早めの出発にしたのは時間厳守もありますが、実を言うと瓶ガ森林道からの日の出などを期待していたこともあります。

6時ごろには東の空が白み始めました。伊予富士の下あたりを走っていると思われる頃、東の空が今度は赤くなってきました。

Pb023400 肉眼では真っ赤に見えるのですが、カメラの設定が悪く、オートで撮ったからか、赤が出ていません。

Pb023401 南のほうには高知方面の山並が見えてきました。

Pb023405 走ってきた林道を振り返るとこんな具合です。

見えている高い山は寒風山や笹ヶ峰でしょうか。暗かったのと、時間がなく地図までは確認しなかったので、山座同定まではできませんでした。気温は車の外気温表示がこのときで8度です。

Pb023412 それにしても、この幾重にも重なる山襞の素晴らしさ・・・これが四国の山の見事さです。

本州の北アルプスや南アルプスですら、これほど幾重にも重なる山並は見られません。

Pb023416 カメラの設定をいじって、ようやく肉眼で観たのに近い色が出ました。ほんとはもっとすごい赤だったのですが・・。

Pb023423 再び、車に乗って走っていると、バスが見え、なにやらたくさんの人が三脚を立ててカメラを構えています。

どうやらご来光狙いの人たちらしく、岡山から来ていた団体さんです。このときの気温は6℃、西風が強くて、軽装の私たちは5分とは外でいられませんでした。画像の山はでこぼことした形が伊予富士でしょうか。

Pb023427 時間を気にしながらも、今度は素晴らしい石鎚の姿が見えては、撮影しないわけにはいきません。

まだ暗いので、シルエットに近いですが、向かって左の肩には二の森らしき鋭角のピークが覗いています。

Pb023429 ついでに子持権現の姿も撮影します。

この山、鎖場の長さが90mだそうで、難所なのだそうです。

子持権現の後方に筒上と手箱の姿が見えています。この画像の撮影時刻が6時25分です。

石鎚方面に近づくほど、車や人影が多くなってきました。何しろ、この日は3連休のど真ん中です。人出もすごいのでしょうね。

Pb023430 振り返るとこんな山が・・・。位置的には瓶ガ森ですね。瓶ガ森には30数年前と20年ほど前の2回、登っているのですが、こちらからは観たことがないので、先ほど地図を確かめて、初めて確認した次第です。

この後、山荘シラサの前からの石鎚が綺麗だとreikoさんに聞いたので、石鎚を撮影しようと車を停めたところ、私の車の目の前で、ものすごい速さで車が2台、通り過ぎていきました。reikoさんが「エントツ山さんの車だ」というので、撮影はやめて、直ぐに追いかけます。

エントツ山さんたちはかなりのスピードで走っていますが、こちらもなんとか離されることなく、6時35分ごろには土小屋に着きました。土小屋で撮影してないので、正確な到着時刻はわかりません。

ここで、軽く自己紹介をし、土小屋のトイレをお借りします。reikoさんが朝ご飯用にと買ってきてくれたマックのハンバーガーとコーヒーを食べ、土小屋から長尾展望所駐車場へと向かいます。歩き始めは展望所で歩き終わりは土小屋なので、車を二箇所に置くわけです。私の車にはエントツ山さんが乗り、15分ほどで展望所駐車場へと移動します。車内では勿論、山の話が弾んだのは言うまでもありません。

コメント

お疲れ様でした。後編のアップを期待して待ってますよ。

おいわさん、こんばんは。

今日は筋肉痛が結構ひどいですから、やはりかなりの運動量だったのでしょうね。(^_^;
特に面白い出来事があったわけではないですが、そこはそれ、あのエントツ山さんですから
一味違う山行になりましたよ。

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