里山散策、その3、サルトリイバラの実
綺麗な黄色や赤ではないけど、落ち着いた色ですね。
稲刈りはすでに終わっているので、恐らくすべて葡萄の葉の色なのです。
この季節にはやはりここに登ってなかったな~とあらためて思いました。
しばらく眺めを楽しんだ後、引き返して黒戸山方面へと歩きます。ここからは四国電力の保線路を利用して歩きます。
そしてここにもナガバノコウヤボウキの実がありました。
実の感じもコウヤボウキの実とは違っています。
これは、キキョウの花後でしょうか?先日の里山でも見つけたのですが・・。
こちらは先日の里山で咲いていた自生のキキョウですが葉は似ているようですね。
また9月に来て見る必要がありそうです。
道は保線路なので草刈はちゃんとしてありますが、去年歩いたときに比べるとシダなどが多くて歩きにくかったです。たぶん、11月にもう一度ぐらい草刈がされるのではないでしょうか。
保線路ですからいくつかの鉄塔を巡りながら多少のアップダウンを繰り返しながら歩き、15時13分、黒戸山と久保谷に下りる道との分岐を通過しました。
山頂には分岐から5分も歩けば着きます。到着は15時17分でした。
以前来た時よりも、なぜか山頂への道が荒れているように感じました。
黒戸山からは歩いてきた道を引き返すつもりでした。弥谷山から少し黒戸山寄りに弥谷寺へと下るショートカットの道があるのを去年確認済みなので、それを利用するつもりでした。
ところが気が変わり、黒戸山から保線路を久保谷へと降りる事にします。
この道沿いにはサルトリイバラが多いのですが、早くも赤く色付いた実をたくさん見つけました。
最近はリースにするとかで、綺麗な実は余り見かけませんが、この山には人も入らないので、まだたくさんの実を見ます。
傾きかけた日差しの中に浮かび上がるツリガネニンジンの花は野草とは思えないほど綺麗です。
母が実家にいれば迎えに来てもらおうと電話したら、幸い、在宅していて、迎えに来てもらえることになりました。母は70代後半ですが、まだ現役でハンドルを握っているので、ありがたいです。
道はジグザグを切りながら下りますが途中、海の見える見晴らしの良い場所が二箇所ほどあります。
庄内半島が良く見えています。
オケラのような気もしますが、ちょっと違うような気もするし・・・。いちばんいいのは来年の9月にやはり登ってみることでしょうか。
この日出会った無数のコウヤボウキの中で一番綺麗だった花です。
まるでハンモックのようなクモの巣が光に映えます。
この日は公判はほぼクモの巣を払いながら歩いたようなものでした。
ストックを持ってない私は、棒切れを拾って、立てて歩いたのでした。
今年は草刈があまりされなかったか、下山場所にはツリガネニンジンがとても多かったです。
幸い、母が直ぐに迎えに来てくれて、車を置いてあった「ふれあいパークみの」まで送ってもらえました。
母にはささやかなお礼代わりに、コーヒーをご馳走して、他愛無い母娘の会話を楽しみます。
帰りは5時ごろになりましたが、海岸寺の海辺で夕日が綺麗だったので、思わず車を停めてしまいました。
秋の夕暮れは早くて、いつの間にか5時ごろでこんな夕日が見えるのですね。
暑い間は、遠ざかっていた里山でしたが、これからは陽だまりハイキングを楽しむには絶好なのが里山ですね。ついでに、讃岐うどんも楽しんだり、いろいろな楽しみ方があるようです。
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