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2008-11-01

里山散策、その3、サルトリイバラの実

鉄塔の下から眺めると瀬戸大橋のほかにも瀬戸内に浮かぶ島々が綺麗に見渡せます。

そして、午前中に丁度この山を見上げた場所付近の葡萄畑の色付きが俯瞰できるのでした。

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綺麗な黄色や赤ではないけど、落ち着いた色ですね。

稲刈りはすでに終わっているので、恐らくすべて葡萄の葉の色なのです。

この季節にはやはりここに登ってなかったな~とあらためて思いました。

Pa282909 少し引くと、無人島や牡蠣のイカダなども見えるようです。

Pa282911 海に目をやると、備讃瀬戸に浮かぶ島々がいくつも見えます。

しばらく眺めを楽しんだ後、引き返して黒戸山方面へと歩きます。ここからは四国電力の保線路を利用して歩きます。

Pa282915 コウヤボウキがその付近にもずいぶん多かったです。

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そしてここにもナガバノコウヤボウキの実がありました。

実の感じもコウヤボウキの実とは違っています。

Pa282924 これは、キキョウの花後でしょうか?先日の里山でも見つけたのですが・・。

Pa242676 こちらは先日の里山で咲いていた自生のキキョウですが葉は似ているようですね。

また9月に来て見る必要がありそうです。

Pa282928 登山道のあちこちではアキノキリンソウが咲いています。

Pa282953 小さな小さなアオツヅラフジの実がありました。

道は保線路なので草刈はちゃんとしてありますが、去年歩いたときに比べるとシダなどが多くて歩きにくかったです。たぶん、11月にもう一度ぐらい草刈がされるのではないでしょうか。

Pa282969 保線路ですからいくつかの鉄塔を巡りながら多少のアップダウンを繰り返しながら歩き、15時13分、黒戸山と久保谷に下りる道との分岐を通過しました。

Pa282972 山頂には分岐から5分も歩けば着きます。到着は15時17分でした。

以前来た時よりも、なぜか山頂への道が荒れているように感じました。

Pa282977 黒戸山からは歩いてきた道を引き返すつもりでした。弥谷山から少し黒戸山寄りに弥谷寺へと下るショートカットの道があるのを去年確認済みなので、それを利用するつもりでした。

ところが気が変わり、黒戸山から保線路を久保谷へと降りる事にします。

この道沿いにはサルトリイバラが多いのですが、早くも赤く色付いた実をたくさん見つけました。

Pa282987 最近はリースにするとかで、綺麗な実は余り見かけませんが、この山には人も入らないので、まだたくさんの実を見ます。

Pa282989 傾きかけた日差しの中に浮かび上がるツリガネニンジンの花は野草とは思えないほど綺麗です。

Pa282982 シマカンギクの蕾はまだ固いようですね。

母が実家にいれば迎えに来てもらおうと電話したら、幸い、在宅していて、迎えに来てもらえることになりました。母は70代後半ですが、まだ現役でハンドルを握っているので、ありがたいです。

Pa283018 道はジグザグを切りながら下りますが途中、海の見える見晴らしの良い場所が二箇所ほどあります。

庄内半島が良く見えています。

Pa283002 ここで何の花だかよくわからない花後に会いました。

オケラのような気もしますが、ちょっと違うような気もするし・・・。いちばんいいのは来年の9月にやはり登ってみることでしょうか。

Pa283004 この日出会った無数のコウヤボウキの中で一番綺麗だった花です。

Pa283038 ジグザグ道を下りきると、ほんの少し樹林の中を歩きます。

まるでハンモックのようなクモの巣が光に映えます。

この日は公判はほぼクモの巣を払いながら歩いたようなものでした。

ストックを持ってない私は、棒切れを拾って、立てて歩いたのでした。

Pa283043 これも光の中に浮かぶヤマハッカの花・・。

Pa283044 場所によってはこんなに群生しているヤマハッカ・・。

Pa283050 16時丁度、下山してきました。

今年は草刈があまりされなかったか、下山場所にはツリガネニンジンがとても多かったです。

幸い、母が直ぐに迎えに来てくれて、車を置いてあった「ふれあいパークみの」まで送ってもらえました。

母にはささやかなお礼代わりに、コーヒーをご馳走して、他愛無い母娘の会話を楽しみます。

Pa283053 帰りは5時ごろになりましたが、海岸寺の海辺で夕日が綺麗だったので、思わず車を停めてしまいました。

秋の夕暮れは早くて、いつの間にか5時ごろでこんな夕日が見えるのですね。

暑い間は、遠ざかっていた里山でしたが、これからは陽だまりハイキングを楽しむには絶好なのが里山ですね。ついでに、讃岐うどんも楽しんだり、いろいろな楽しみ方があるようです。

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