08年、高知花紀行、その2、まだまだムラサキセンブリ
車を置いて少し歩くことにしました。たまたま、車を置いた近くがムラサキセンブリの自生地かと思っていたら、歩くにつれてあっちでもこっちでも咲いているのがわかりました。タンポポなどが咲いているような感じで、この付近の人も、これだけ咲いてれば珍しい花とは思ってないでしょうね。
花は終盤に近いけど、ものすごく花つきの良い株がありました。びっしりという感じで咲いています。
見た目はあまり綺麗な岩ではありません。
こちらは花つきの良いヤナギノギクです。普通、ヤナギノギクは1株にあまり多くの花を咲かせているのは見ませんが、この株はずいぶん賑やかでした。
タカサゴフヨウです。南アフリカ原産の花ですが、園芸種が野生化したものだそうで、これは香川でも時々見かけます。
が、流石に香川で見かけるのは夏とか、精々10月ぐらいまでではないでしょうか。
私の友達にこの花を好きな人がいて、わざわざ庭に植えています。
先ほどのように大株もあれば、こんな小さなムラサキセンブリの株もあります。
普通のセンブリでもこれほど小さいのは珍しいです。でも、小さくともちゃんと花を咲かせているのがすごいです。
因みにムラサキセンブリは一年草で、種を播くと、翌年には咲きます。
私のところでも、種をいただいて去年の12月には花が咲いたのですが、種が結実せず、今年は我が家にはムラサキセンブリが咲きませんでした。
この辺りの株は、まだまだ見ごろのようです。
トサミズキも蛇紋岩地に特有の樹木です。
もっともっとムラサキセンブリを見ていたかったのですが、この後、足摺岬まで行く予定なので、あまりのんびりともしていられません。
車に乗り込みます。この場所にはタムラソウも咲くと教えてもらっているのですが、タムラソウは見当たりません。しかし、タムラソウは大きいので、車からでも咲いていればわかることでしょう。
香川では黄色いキカラスウリが多いですが、高知では赤い実になるカラスウリが多いです。
おまけにハヤトウリがその辺の木に絡まって、実までなっています。
そういえば高知の花友さんが、高知ではハヤトウリが野生化していると言ってましたっけ。
香川では、農家の方が一応作っている野菜で、野生化した姿は見たことがありません。
近くなら、ちぎって帰るのですが・・。
近くにはなんと樹高6~7mはあろうかというトサミズキも生えています。
トサミズキって、精々3mぐらいの高さにしかならないとばかり思い込んでました。
我が家のもこんなに大きくなるのでしょうかね。
お久し振りです
相変わらずkeitannさんは精力的に山歩きをしてるんですね
keitannさんこそ真の山女でありますね
ところで、ハヤトウリって美味しいのですか?
最近 愛知県の人がご自分で栽培したハヤトウリを送ってくださったんです
でも、その人もどうやって食べるのかが分からなくて 飾っておきました
形がユニークですよね
keitannさんはどうやって食べているのでしょうか?
そちらはまだまだお花が咲いているのですね
投稿: yuuko | 2008-12-05 17:45
yuukoさん、こんばんは。
いえいえ、最近はあまりちゃんとした山歩きはしてないのですよ。
このときの高知花散策も、ほとんど車で走ってばかりでしたし・・。ほんとはもっと歩きたいのですが
ここ一ヶ月ほど、庭のほうが忙しくて(剪定など)あまり出歩くことが出来ませんでした。
ハヤトウリはあまりそのものの味がないようです。
私は去年、友達にハヤトウリの粕漬けをご馳走になって美味しかったので、去年は粕漬けにしました。
今年も、その友達が酒粕をくれたので、やっぱり粕漬けを作ろうと思っていますよ。
こちらでは、年中、花が絶えることはありませんね。
高知では、香川以上に12月中は野菊の仲間が咲いているし、1月になると今度はバイカオウレンなどが
咲き始めるので、ほんとに花の絶える時期がないようです。
投稿: keitann | 2008-12-05 23:05