雪道を歩く
いつもは車で走る道も、こうなるとお手上げです。
去年も、冷や汗物で走ったことを思い出し、その手前から歩くことにしました。
幸い、気温は高目で、歩いていると汗ばむほどでした。
真っ白な雪の上には、何か小動物の足跡だけがつけられています。全部が全部、これほど積もっているわけではありません。
時折、横を見ると冬枯れの木々・・・そして、照葉樹はヤブツバキなどでしょうか。
この青い実は、大人になった今では気にとめることも少なくなりましたが、子供時代はこれを竹鉄砲の弾にしました。ですから、子供の頃は「テッポウダマ」と呼んでいました。
逆にフユイチゴの赤い実もたくさん見かけましたが、ほとんどは実を食べられたか、落ちたかしていました。
でも、真っ白の雪の上に赤いフユイチゴの実は、いつも思うのですが、鮮やかですね。
緑の葉っぱもツヤツヤとして綺麗です。
フユイチゴはお味もなかなかです・・。
この辺りでは、春先にトリガタハンショウヅルを見かけたことがありますから、この綿毛はトリガタハンショウヅルの実でしょうか。
タカネハンショウヅルの綿毛もたくさんありますが、トリガタハンショウヅルより、よく繁茂します。
アザミの花後ですが、秋にはあまり来ないので、どんなアザミなのかわかりません。秋にも来て、タカネハンショウヅルの花を見てやりたいと思うのですが・・。
望遠で撮影します。
肉眼では分かりませんでしたが、咲き傷んだ花でした。それにしても、この辺りで今頃咲くなんて、ずいぶん珍しいです。
例年だと3月にならないと開花しないようですが・・。
寒波が時折来ますが、全体としては暖冬なんでしょうね。
他の場所ではたくさん見かけるショウジョウバカマですが、この付近は不思議なことにあまり見かけません。
唯一見かけた株は、3年前から増えも減りもせず、毎年、1株だけですが、よく見るとちゃんと花芽が上がっていました。
いつもは車で走る道なので、歩くと1時間はかかるかと思いましたが、そんなことはなくて、30分も歩かないうちに車を置いたところまで帰ってきました。
民家の近くに、品種の分からない、小さな桜が咲いています。
花の直径が1センチもない小さな小さな桜の花みたいですが、こんな花でも、真冬に見ると嬉しいものですね。
冬の間は、花芽を見たり、実を見たり、花後の姿を見ながら、春の来るのを待つとしましょうか。
keitann様 こんにちは
この記事では、獣の足跡に、すこぶる興味が湧きました。
この足跡は、一体どなたのものだったのでしょうか。
小生は、今のところ見当が付いて居ませんが、もしも判ったら、教えてくださいね。
もしかしたら、獲物と、それを追う獣の、コラボレーションかもしれませんね。
リュウノヒゲ・・・美しい実ですね。
投稿: ぶちょうほう | 2009-01-26 18:36
ぶちょうほう様、こんばんは。
動物の足跡は、雪が積もっている山ですと、たいてい目にします。
小さな足跡なので、タヌキとかキツネでしょうか。
よく見ると、足跡が多いので、仰られるとおり、追いかけっこしている二匹の動物かも・・。
この場代の近くでは今まで猿は見ていますが、他の動物は見たことがないのです。
イノシシぐらいは居るはずですが、イノシシにしては掘れ込み具合が浅いような気もするし・・・。
花は少しはわかっても、動物となると、てんで難しいですね。
この辺りの山にはタヌキが多いような気がします。
それにしても、人間の道は、動物にとっても歩き易い道なんですね。
投稿: keitann | 2009-01-26 23:34