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2009-02-17

2年ぶりの笹ヶ峰、その1、展望への期待

2月15日に笹ヶ峰に登って来ました。本来なら、この時期は雪の一番多いと思われる時期ですが、2月上旬頃から暖かい日が続き、特に13,14日は2月としては異常なほどに暖かい日となりました。

08年の年末ぐらいから、学生時代の山仲間のS君にどこか、私でも登れそうな山があったら誘ってくださいと頼んであったのです。直前に山友達のTさんも同行してくださることになりました。

P2150329

画像は2月半ばだというのに、雪のほとんどない笹ヶ峰山頂付近です。雪山を楽しむ予定が、陽だまりハイクになるという思いもかけない展開でしたが、展望には恵まれた山行となりました。

因みに前回の笹ヶ峰行きは06年12月のことで、このときのほうがよほど冬山らしい歩きとなりました。06年12月の笹ヶ峰の記事はこちらです。

さて2月15日は伊予西条に7時過ぎに集合ということになりました。Tさんと私は高速に近い場所で6時前に待ち合わせ、高速には6時過ぎには乗っていたでしょうか。2月半ばともなると夜明けも早くなっていて、愛媛に入った頃には周囲は明るくなっています。空はいい感じに雲ひとつなさそうです。展望に期待がかかります。

西条インターで下りて、R11を西に走っていると、石鎚の姿が綺麗に見えてきました。西条市内から石鎚の姿をこんなにはっきり見るのは初めてで、Tさんも私も大喜びです。途中、加茂川の橋のたもとのコンビニで、朝食用のサンドイッチとコーヒーとお昼用のおにぎりを買い込みます。S君は集合場所にすでに到着していました。S君にTさんを紹介した後、出発です。事前のメールでスノーシューかワカンを持参するようにとあったので、一応、Tさんのワカンとスノーシューを持って来てもらいましたが、この時点で必要ないだろうということになりました。私の昔使っていたワカンも、捨ててはないので、どこかにあるはずなのですが・・。

西条市内から笹ヶ峰の登山口までは約30分で、最後の10分ほどが未舗装の林道です。

P2150200 登山口には7時50分に到着しました。

車はすでに3,4台が停めてあります。

登山口周辺には雪はまったくありません。

スパッツをつけ、靴を山靴に履き替えます。

P2150198 辺りに見える木でわかるのはヤナギの芽らしきものと、ヤシャブシの木ぐらいです。

登り始めは8時です。

S君とTさんは、頻繁に山歩きしているので体調は万全のようですが、私ときたら、最近ろくに歩いてないので、ついていけるかどうか、ちと不安です。

S君がいきなりハイペースでトップを歩き始めたので、ペースダウンしてくれるよう頼みます。いつも花散策ペースなので、とてもハイペースでは歩けません。

最初は沢沿いに歩くのですが、堰堤辺りからジグザグに登っていきます。

P2150206 朝の陽射しが差し込む中、針葉樹林を歩きます。

当然ながら花は何も咲いておらず、それでも時折タチツボスミレの葉っぱやネコノメソウの仲間の葉っぱが見えます。

私は速乾のハイネックのウエアの上から登山用のシャツという格好で歩き始めたのですが、最初から汗をかなりかきました。2月の山とは思えないほどの気温です。

P2150208 枯れた沢のところどころにだけ、雪が見えてきました。

8時45分ごろ、1本取ろうと言うS君の声がかかりました。

やれやれ、汗拭きタオルをザックの中に入れたままだったのですが、タオルを出さないと汗だくです。

P2150215休憩中に、 木の間越しに、石鎚が見えているのに気づきました。

今まで笹ヶ峰には4,5回は来ているのに、石鎚の姿を見るのは初めてです。

しかもこんなに綺麗に見えるとは、冬はやはり空気が澄んでいるのでしょう。

10分ほど休憩した後、出発です。

P2150223

9時丁度に「宿」を通過します。

「宿」には昔は人家もあったそうですが、今は面影が残っているだけです。

宿付近から少し雪が残っているのが目につきます。

コメント

こんな写真を見ると、血が騒ぐ(^^)v
あの向うの峰の下は、どれくらいの岩場なんだろかって。。。

そういえば、むかぁ~し「スキーは楽し」って番組がシーズン前にあった。
ホストは誰だったかなぁ、と思案する。
けっこう、記憶ってあるもんですね(^^)v
「小島正雄」というかたがやってました。
30年以上前の番組だとおもいます、この番組が始まると雪山にいきたくて「カッカ」しましたっけ。

あゆさん、こんばんは。
あゆさんもやっぱり、雪山好きな男性の1人なんですね。

私は四国の平野部育ちなもので、雪は年に一度積もるかどうかというぐらいでした。
大学の山の同好会に入って、一番最初に連れて行かれたのが尾瀬の金精峠~日光白根という
コースでした。雪の上なんて歩いたこともないのに、いきなり雪の斜面の上をキャラバンシューズで
歩かされて、「まじ?」って感じでしたよ。
同行したS君も雪の山を見ると血が騒ぐそうです。
雪って、何か特別な魅力があるんでしょうね。

雪が少ないですね
昨年がGWに登った時にもまだ雪渓がありましたからねぇ
西条市内から石鎚が綺麗に見えたそうですが、市内は裾の山が近いので全容を眺めるならもう少し旧東予市あたりまで離れると石鎚山系の連なりが、赤石山系から堂ヶ森スカイラインとなって綺麗に見えるんですよ
国民休暇村の瀬戸内東予からは一望できます、日帰り温泉もあるので山の帰りにいかがですか。
瀬戸内海越しに山を見ながら温泉に入れる絶景に温泉ですよ

アコモさん、こんばんは。
今年はほんと雪が少ないですね。

一時期は多かったらしいですが、2月半ばの異常なまでの暖かさで、すっかり消えてしまったようです。
去年はなすび平の上の辺りにも、沢筋には雪があったことを考えると、えらい違いです。

石鎚を西条市内から眺められただけでも、初めてだったので、感激しましたよ~。
4,5年ほど前にしまなみ海道を通ったことがあって、小松だか東予だか付近から石鎚山系が綺麗に
見えた記憶があります。ただ、そのときはどれがどの山なのか、あまりわからず・・・(まだ石鎚山系
にはあまり登ってないときでしたから)
国民休暇村が東予にあるんですね。
山登りの帰りにはなかなか時間的な余裕がないですが、一度、観光で行っても良さそうですね。

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