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2009-03-02

小さな水辺にて、ユキワリイチゲ

県境方面に行くと、この時期はユキワリイチゲのチエックが欠かせません。

いつも見ている自生地は数箇所ありますが、この日はあまり行かない場所に足を伸ばしました。

P2211048

そこは小さな沢のほとりで、落ち葉がふかふかと10センチ以上も積もっています。

その落ち葉の布団からあちこちでユキワリイチゲの花芽が顔を出していました。

P2210973 小さな小さな沢です。春先は雪解け水が流れるので、それでも水量は多くなっているのでしょうね。

P2210977 陽射しも申し分ないほど当たるので、お天気の良い日はユキワリイチゲモよく開くことでしょう。

この日は気温もちょっと低めでしたので、まだ咲いている花はわずかでした。

P2210983 沢を少し遡ると、ちょっとした滝状になって流れています。

P2210986 水は勿論、綺麗です。

P2210985 空は申し分のない青空です。

P2210989 これは、タカネハンショウヅルの綿毛のようです。

P2211048_2 落ち葉の中から頭をもたげるユキワリイチゲです。

P2211056 その辺りの落ち葉を手でそっとかきわけると、やっぱりユキワリイチゲの葉っぱがたくさん出てきました。

あと10日もすれば、見頃でしょうね。

コメント

keitann様 こんにちは
相変わらず、こちらは活気がありますね。

未だ花の蕾のうちからチェックされているのですから、ユキワリイチゲ君も気合いが入りますね。
あたりの環境も、納得の行く素敵な場所のようです。
山野の花探しは、こういうところを探訪する楽しみも併せ持っていますね。
なにか秘境探索みたいな感じでワクワクしながら拝見しました。

小生も近いうちに藤原岳に入ろうと思っているのですが、コース選定に迷ってもいます。
そのときから、今年の花の山歩きが、開始となりそうです。
しかし、ユキワリイチゲの近縁種のキクザキイチゲは、幾らなんでも来月になりそうです。

今晩は
ユキワリイチゲの自生地 沢山あるのですね 私は香川では 一ヶ所しか知りません
その一ヶ所ですが 花は3本程開花してました 後は閉じてました 太陽の位置が高くなり、光がたっぷり当たる頃がくると 一斉に咲いて 終りも早いかも知れませんね
昨年 満開のユキワリイチゲを見た時は コバイモも全部開いてたので満開まではまだでしょうか…

冬の眠りから覚めて、暖かな陽射しを受け、
ちょっとねぼけまなこで周囲を見回してる
ってな感じで、雰囲気良いですねえ(^o^)

ぶちょうほう様、こんばんは。

ユキワリイチゲはまだ何も咲いてない季節に、一番に咲きあがって来る花なので、何度も何度も
見に行く花です。
四国の山では、真っ先に春を告げてくれる花なのです。

いつもはこの場所の少し上を散策しているのですが、この日は沢に下りて見ました。
といっても小さな沢ですから、直ぐに下りられます。

ほとんど人の来ない場所なので、ここではゆっくりと撮影を楽しめます。
お天気が良い日など、お弁当を持ってきて、2,3時間、ユキワリイチゲのお花見を楽しんでも良いぐらいですね。

沢の対岸もちょっと登ってみたいような自然林の斜面になっていましたよ。
今の季節は草もまだ生えてないので、こういう冒険もしやすいですね。

コマチリンドウさん、こんばんは。
コマチリンドウ三もご存知のユキワリイチゲの自生地はたぶん、県境付近なんでしょうね。
あの辺りもネット情報などでずいぶん有名になってしまいました。

数年前には日曜でもほとんど歩いている人を見かけなかったのですが・・。
香川の山は意外とユキワリイチゲが多いですよ。
そして意外な環境でも咲きますね。
去年はずいぶん寒くて雪が多い年だったので、どの花も咲きあがるのが遅くて、いろいろな花が一斉に
咲いたような記憶があります。
今年は、どちらかというと暖冬なので、咲き方もまた変わりそうですね。

加納さん、こんばんは。

加納さん地方のように、田んぼのあぜ道でエンゴサクやキクザキイチゲが咲き乱れるって言うわけには
いきませんが、こういう沢の源頭部に咲く花もまた雰囲気が良いでしょう?
ユキワリイチゲは滝の近くや沢の近くに多い花です。
豪雪地帯のように雪が積もらない四国の山間部では、やはり滝や沢の近くに自生することで、水分を摂取
するんでしょうね。
この場所の落ち葉は素晴らしく、少し持って帰って堆肥を作りたいと思ったほどでした(^_^;

山の少ない香川ですが、その割にはよく花が咲いてくれるので、嬉しいです。

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