スプリングエフェメラル、その6、ユキワリイチゲ紫花
ユキワリイチゲの紫色の花を咲かせる株の全開の姿にも、ようやく出会うことが出来ました。
すっきりと開いた姿を見るまでは、何度行っても、消化不良のような気持ちのままです。
でも、今年は思う存分、見られたので、ユキワリイチゲに関してはもう思い残すことはありませんね。
この場所のユキワリイチゲは特に紫の色が濃いといわれています。
去年は咲きそろった姿を見ようと訪れたら、花だけが無残に切り取られていて腹立たしいやらがっかりするやらという悲しい出来事があった場所です。
盗掘もあるらしく、去年に比べて花数が少ないと思いました。この場所には、去年は10輪以上の花が咲いていたはずなのに、今年は1,2輪です。
それでも、陽射しを受けて咲き誇る姿を撮影できてラッキーでした。
花はなんといっても陽射しのあるときとないときでは表情が違います。
別の場所では、こんな仲睦まじい2輪のユキワリイチゲを見ました。
寄り添っていますね。
何かお喋りしている風にも見えます。
植物は、毎年、少しずつ咲く場所を変えているようです。
これはまた別の場所の花ですが、花弁に切れ込みがあって、一段と華やかに見えます。
先週末から今週にかけて、思う存分ユキワリイチゲを見たので、心はかなり満ち足りていますが、実際は3月いっぱいはまだまだ見頃なんですよ。
keitann様 こんにちは
花の咲くのが随分早いですね。
小生の出かけるところよりも一ヶ月近く早いような気がします。
季節温暖な御地とはいえ、こうまで早いとは驚きです。
コバイモの仲間は、自分が入る山ではすでに希少種になってしまい、そういう場所はロープで進入禁止措置が採られていました。
アマナは、自分の付近ではヒロハノアマナが主体ですが、これは未だ沢山見られますが、4月の中旬頃からではないでしょうか。
イチゲの仲間はこれも数が少なくなりました。
こうして見ると御地は、まだ希少種が沢山残っていて、天気にさえ気をつければ、ハズレが無さそうですね。
羨ましいような環境に見えます。
投稿: ぶちょうほう | 2009-03-13 11:30
ぶちょうほう様、こんばんは。
ユキワリイチゲは毎年、2月末には咲いていますから、今年が特に早いとは思いませんが
他所の地方の方から見るとやはり早いのかもしれません。
もともとユキワリイチゲは山麓に咲く花で、標高500mほどでよく見かけるようです。
アワコバイモも同じです。
香川には高い山があまりないので、花の時期も早くなるのでしょうね。
御地で咲くコバイモといえばミノコバイモでしょうか。
アワコバイモは、個体数が多いようで、香川や愛媛の山では割合よく見かけます。四国内で咲く
もう一つのコバイモ、トサコバイモは私もいまだに見ていませんから、こちらは少ないのだと思います。
アマナもこの前見てきたのは、高山のものではありませんので、早く咲いたようです。
以前、愛媛の山すそで見たのは、やっぱり3月末でした。
仰るとおり、四国では山に入る人が少ないのと、山が多いのとで、野草は他の地域から比べると
まだ良く残っていいるほうなのでしょうね。ありがたいことです。
投稿: keitann | 2009-03-13 21:06
オッ!
これは美しいですねえ!
私的には相当ポイント高いですよ(^o^)
ほんと良い場所見つけてますねえ。
投稿: 加納@新潟 | 2009-03-14 23:34
加納さん、こんばんは。
紫色のユキワリイチゲ、やはり美人ですね~。
白花と違って、白とびしないので、撮影も初心者にとっては助かります。(^_^;
香川にはユキワリイチゲの咲く場所が結構多いんですよ。
今年も違う場所に行って、ほんとに実感しました。
投稿: keitann | 2009-03-15 00:56