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2009-03-15

スプリングエフェメラル、その7、ケスハマソウ

毎年見に行っているケスハマソウは、例年だと3月末が見頃になります。

ところが今年は暖冬だったせいか、早くも咲き始めたという知らせを頂きました。

P3122539

まだ時期的には早めなのと、夕方に撮影したのとで、華やかな感じには欠けますが、思っていたよりずっとたくさん咲いていました。

P3122519 白花の株の比較的花つきの良い株です。

もう少し経つと、このぐらいの大きさの株がどんどん咲くので、見ごたえがあると思います。

P31225282 ピンクの花、2輪が前後で咲いていました。

この自生地には白い花が多いですが、中にはピンクも2,3割がた咲きます。

もっと色の濃いピンクもあったはずですが、まだ咲きあがってないようでした。

P3122534 花弁の数がちょっと多いような白花です。華やかな感じがします。

P3122515 しべも花弁も真っ白な清楚そのものの花・・。

P3122517 こちらはシベがちょっと紫色をしているような?

もう一度、満開の頃に訪ねてみるつもりです。

P3122564 帰り道では、ナガバノタチツボスミレがそろそろ立上がって咲いていました。

この状態で展開する葉が、長三角形をしているので、ナガバノタチツボスミレというそうです。

コメント

こんばんは。
ケスハマソウが可愛らしいですね。
白い花がとても清楚で綺麗です。
私も見てみたいですね。

keitann様 こんにちは
ケスハマソウと分けて見えるのですね。
素敵な色のものがありますね。
そして、株から何本も花を咲かせるものがあり、ことに上から二番目は凄いと思いました。

キンポウゲ科はガク、花弁の区分が難しいですね。

ネット上にこんな記述がありましたので、参考までに・・・・・
>花茎には3枚の茎葉が輪生しており、花序の直下にあるので萼に見える。
萼は花弁状になって、6枚から10枚。花弁はない。・・・・・・・・・・

今まで小生も簡単に「花びら」と使ってきていましたので、考え直さななければ・・・・・。

多摩NTの住人様、こんばんは。
ケスハマソウは四国でも何箇所かで咲くようですが、ここのものは比較的株が大きく、見ごたえがあります。
もっと高い山に咲くものは小さな株で花も小さいのが多いです。
中国地方にもところどころで咲くようですし、関東にも自生地はあるのではないでしょうか。
いつかご覧になれると良いですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。
私のような素人にはわからないのですが、四国に咲くものはケスハマソウだということです。
株をたくさん見てみると、中にはピンクの花もあって、割合では2,3割ぐらい咲くようで、色を見ながら探すのも
楽しいです。
上から二番目ぐらいの花つきの株は、良く見受けられます。この場所は大株が多いのです。
今年は自生地そのものも広がっているようでした。
花弁とガク片についての記載は、勿論ガク片とわかってはいたのですが、いちいち但し書きをするのも面倒でした
ので、ここでは但し書きをしませんでした。キンポウゲ科はガク片が花弁のようになったものがほんとに多いですね。
イチリンソウの仲間やハンショウヅル、ミスミソウの仲間など・・・可憐なキンポウゲ科の花はほとんどガク片が花に
見えているのですね。
植物の専門のサイトではないので、少々は良いのではないでしょうか。

ケスハマソウって可愛いですね
なんだかひっそりと咲いている感じです
実物を見たら感激するだろうな・・・
いくら見たくても山野草店で見たいとは思わないですけど

そうですか、これもガク片が花びらみたいになったものなのですか
それにしても可憐ですね
ナガバノタチツボスミレの葉は本当に長いですね

yuukoさん、こんばんは。
ケスハマソウは園芸店ではユキワリソウと言う名前で売られている野草の仲間です。
愛好家の人がたくさんいて、珍しい花を実生で作り出したりされているようです。

野草はひっそりと咲いているものが多いですけど、この山は登る人も多くて、人目に立たない様に
野草の撮影をするためには夕方に行ったりと、結構気を遣います。

もう少し高山で咲いているのもあるのですが、そちらはほんとうに小さくて可憐です。
草丈は5センチほどしかありません。

ナガバノタチツボスミレは今、里山で花盛りですよ。
これが終わると、スミレやノジスミレ、アリアケスミレなどが咲いてきます。

keitannさん、こんばんは!
スプリング・エフェメラル特集楽しませていただきました♪
九州に帰省した折、くじゅうに咲くユキワリイチゲを求めてさまよったことがあります。
前日に降った雪のため現地までの道路も危うい状態でしたが、何とか数輪を見つけることができました。
曇天の夕刻で当然のことながら花は閉じていましたが、出会えた喜びで胸がいっぱいになりました。
四国ではこんなに沢山咲くのですね~白色も可憐でかわいいです。

実は今日16日、コシノコバイモとカイコバイモに会ってきました。
アワコバイモも憧れます。同じアワコバイモでも葉の色が違うなんて興味深いですね!

fu-coさん、こんばんは。
スプリングエフェメラルをいとおしく思われる人は多いようですね。
かくいう私も、やっぱり大好きですよ。
特にヤマエンゴサクやサバノオなどの仲間は大好きなんですよ。

九州にもユキワリイチゲが咲くそうですね。そうですか、あのくじゅうに咲くんですね。
会いたいと願っていた花に出会えた時の喜びは格別ですね。

実は今でこそ、県内のユキワリイチゲの自生地をいくつも知っているのですが、4,5年前までは
全然知らなくて、愛媛のある山の麓で偶然にも、初めて見たのです。そこはカタクリが咲くので有名な山の麓でしたが
カタクリよりも一ヶ月も早く咲くので、そんな時期には誰も登っていません。
誰もいない山の中で夢中でユキワリイチゲの花を撮影したときのことを、今も思い出します。

ユキワリチゲは不思議と、愛媛や香川の山すそにはいくらでも咲くのですが、高知や徳島には少ないのです。
その代わり、高知や徳島にはフクジュソウがいくらでも咲きます。うまくバランスが取れてますよね(^_^;

コシノコバイモとカイコバイモは、私も憧れているんですよ。でも遠くてね~。
アワコバイモだけは、自生地をいくつか知っているので、またこちらにおいでになるときは連絡くださいね。
愛媛のものは香川より一足遅れで咲きます。

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