スプリングエフェメラル岡山版、その5、ミスミソウ
四国でもケスハマソウは咲きますが、岡山の山地にもかなり咲くようです。今まで2月に少しだけ様子を見ていた場所でも、すでに気の早いケスハマソウが咲いていましたから・・。同行のRさんから立ち寄りたいという場所のリクエストもあって、私が見たかった場所と二箇所でユキワリソウのお花見となりました(ユキワリソウというのはミスミソウやスハマソウなどを総称してつけられた栽培種用の名前です)
まずは保護されている場所のミスミソウです。樹林の下のあちこちでほんとにたくさん咲いていました。この場所はピンクの花の株も色が淡いのから濃いのまで様々で、一つ一つの色を楽しみながら見ていくのも楽しかったです。
ミスミソウは葉の先が尖るのが特徴だそうです。
ピンボケですが、岩の上に生えた株なので、葉っぱがわかりやすいのでアップしてみます。
葉先がスハマソウみたいに丸くならず尖っていますね。
分布は本州(中部地方以西)九州となっています。
色の濃いピンクの株は少ないですが、それでもところどころで咲いていました。
この濃いピンクは私がいつも見に行く四国の自生地でも見かけるのですが、今年はまだ見ていません。盗掘などに遭ってなければいいですが・・。
手前の葉っぱはイチリンソウの葉っぱなので、もう少しするとイチリンソウが咲くようです。
もっとも、山歩きしていると、イチリンソウやニリンソウの葉っぱは珍しくはありませんが・・。
ロープがあるので近寄れないこともありますが、こんな風に群生している様子はマクロよりもこんな撮り方が花の可愛さが出ると思いました。
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