今年もマンサクの花を見に行く、その4、キブシとワサビ
キブシの花のこんな色合いは初めて見たかもしれません。たぶん、まだ咲き始めで、花芽が紫色で綺麗な色合いでした。
こちらが恐らく雌花だと思うのですが、間違っていたらいけないので、次回、きちんと花の様子を観察してきます。
色合いはこちらのほうが黄緑色っぽく見えました。
キブシは山道を走っていると、実に良く見かける花ですが、花の時期以外は目立たないです。
フサザクラは花の時期さえ目立ちませんが、目が慣れてくると、フサザクラもずいぶん山には多い木だとわかります。特に沢筋には必ずと言ってよいほど生えています。
かなり大きい株も見かけます。
桜とはつきますが科も違いますし、花も桜とは似ても似つかぬ花です。
しかし、この地味な花を私は結構気に入っています。
そして、フサザクラ、キブシ、ミツマタを見て、春の浅い山々を連想できるとしたら、その人は、かなり山を良く知っている人でしょうね。
やがて、集落近くまで下ってくると、ツクシの群生が見えてきました。
刈り取ったカヤを干しておくものです。
ワサビですね。ワサビの花を見るのは2年ぶりかもしれません。
Tさんはワサビの花を見るのは初めてとのことですが、山地では春先にちょくちょく見かけます。
直ぐ近くにこれもアブラナ科の白い花が見えました。
タネツケバナに似ていますが、どこか感じが違います。もしかしたらこれが噂に聞くミチタネツケバナ?と思ったら、そのようでした。
帰化植物なんですね。
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