お彼岸の日の散策、その1
最近、野山に行ってばかりで、記事がちょっと遅れています。花の多い季節はどうしても、アップが間に合わず、特に桜の花の記事など、2,3日遅れでもかなりずれたものになりますが、ご容赦くださいませ。
今日は20日に実家にお墓参りに行った日のこと、お天気も良く、ついでに足を伸ばした里山の様子など記したいと思います。
この日の最初の撮影はタンポポでした。タンポポはちょっと田舎に行くとあぜ道にいっぱい咲いているようです。ところが私はここに来るまであまり見ていなかったのです。どうやら、私の住んでる辺りでは田んぼから畦が消えてしまい、コンクリートに代わっているため、あぜ道のタンポポが見られなくなったようです。子供時代を平野部の田園地帯で育ったので、こういう光景は原点なのかもしれません。見ると懐かしいです。
ところで、↑の画像の中で白い小さな花が点々と咲いているのはオオイヌノフグリなんですが、ここのものは全体にシロっぽい花が多かったのです。
中でもほぼ白花といってよい花もありました。
オオイヌノフグリのピンク花はうちの畑でも咲きますが、白花を見たのは初めてです。
農薬散布の関係でしょうか。
お墓参りの直前に高校時代の友達のHさんに電話したら、彼女も実家のお墓参りに来るので、一緒に山に行くことになりました。
お墓参りを済ませた後、某所で待ち合わせて、私の車で海辺の山へと走ります。
前回ここを走ったのは3月1日ですが、そのときとは、かなり様子が違っています。
↑画像の黄色い花はキケマンですが、前回はキケマンなど咲いていなかったのでした。たった20日の間に季節はかなり進んだようです。
キケマンは私が見る限りでは、海に近い道路沿いでよく見ます。山地に生えていても、精々、標高50mとかの、それも海に近い低山です。
前回は少しだけ咲いていたハマダイコンですが、今回は小さな群落を作っているところもありました。
島をバックに撮影したハマダイコンです。
友人のHさんはてっきり歩いて登ると思っっていたらしく、登山靴とストックまで持参していましたが、残念ながらこの日は時間がないので、車で山頂近くまで登ります。
車道沿いに他の木々に比べて逸早く青々とした新芽を吹いている木があります。
ヤシャブシです。去年まではヤシャブシの新芽を区別することが出来なかったのですが、今年はようやくみ分けることができるようになりました。ヤシャブシだけがどうしてこれほど早く新芽を出すのか、とても不思議です。3月1日に来たときにも、すでに芽吹きが始まっていました。
途中の車道から低山に早くもヤマザクラが咲き始めているのが見えましたが、この山でもヤマザクラが咲き始めていました。
今年は春の到来が早いですね。
前回もまずまず咲いていたスズシロソウですが、今回は満開でした。
一面に真っ白く染まった場所が何箇所も見受けられました。
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