お彼岸の日の散策、その2、
桜が咲き始めたら、コバノミツバツツジも咲き始める・・・そんなことは知っていたはずなのに、実際にツツジまで咲いているのを見ると、「ちょっと早すぎる」などと内心、焦ってしまうのでした。
桜が咲く時期を境にして、木々の芽吹きが始まり、気温もぐんぐんと上がり、やがてそれは初夏や来るべき夏のことまで、そうなると暑いところに住んでいる私にとっては「季節がこのまま止まって欲しい」とさえ思われるのです。
言うならば、桜の季節は一年の一番素晴らしい季節の絶頂でしょうか。
この前は一つも咲いてなかったオドリコソウもボツボツと咲いています。
今は海がこんな風に見えていますが、あと10日もすればピンクに霞んだその向こうに海が見えるはずです。
まだ出てないだろうと思っていたヒトリシズカが芽を出していました。本とはなだ葉っぱにくるまれていたのですが、Hさんが「これがほんとにヒトリシズカ?」と訊くので、葉っぱを少し開いて見ると・・・。
やっぱりヒトリシズカの赤ちゃんでした。
ミツバツチグリでしょうか。鮮やかな黄色が素敵です。山で見る黄色はとても好きな色です。
3月半ば頃から、蝶の姿をよく見かけます。
山では特にルリタテハを、この時期、良く見ます。
ここでも大好きなスミレが、たくさん咲いていました。
コセンダングサの枯れた株にホオジロがとまっています。小鳥って軽いんですね。
よく草が倒れないものです。
山頂から駐車場までの下りで、アスファルトの割れ目からコスミレが顔を出していました。
コスミレはこのときが今年の初見でした。
たった3時間弱の散策でも、心がずいぶんと和みました。
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