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2009-04-14

山陰日帰り花紀行、その6、稜線歩き

山頂は800mちょっとと標高は低いのですが、展望は抜群なのだそうで、日本海や三瓶山も良く見えるのだそうです。

しかし、この日はお天気は良かったのですが、春霞がかかっていたようで、見える山々もちょっとぼんやりしていて、日本海もそれとはわかりませんでした。後で地図で確認すると、日本海までたった10キロも離れてないんですね。

P4056736

山頂ではタムシバが1株、目に付きました。それまで登っている最中はまったく見かけなかったのですが、ここで初めて見ました。花は後1週間もすれば、見頃だったでしょうね。

P4056733 山頂から見えた山々です。展望の説明のようなものがなかったので、どれがどの山なのかはわかりませんでした。

時間的に少し遅いからか、一組のご夫婦が、山頂でお昼を食べられていましたが、他には誰もいません。

私はといえば、大砲岩でお昼を食べたばかりなので、おなかは空いておらず、このときはお茶を飲んだだけですね。

プリントアウトしてきた山行記録のコースタイムを見てみました。山頂から休憩所までが1.1キロ、休憩所から山田登山口までが2キロ、山田登山口から車を置いてある飯谷登山口までが2.2キロです。そのぐらいなら、何とか4時までには下山できそうですね。というわけで、その先まで行ってみることにしました。13時28分、休憩所目指して進みます。休憩所というのは山田側の山頂のようです。

P4056741 これはトリカブトの仲間の芽出しでしょうね。

山頂から西へと進むと、ここでも急な下り坂です。しかし、ロープを張ってくれてあるので、何とかロープを伝って下ります。50mほど下ったら、後はアップダウンのない快適な尾根道になりました。

P4056742

ところどころで、タチツボスミレが咲いています。

歩いているときは気づかなかったのですが、帰宅したから画像を見ていて、はっと気づきました。

葉の基部が切り形になっていますね。

地域から考えても山陰型タチツボスミレ(仮称)のようです。

全体に小ぶりで、花が大きいところも特徴が合っています。

P4056743 途中、下界が見えるところがありました。

はるか下に人家が見えています。高度差は700mぐらいでしょうか。

春霞がなかったら、迫力があったことでしょう。

望遠レンズで引き寄せてこのぐらいです。

P4056744 肉眼ではこんな感じ・・・。

P4056745 振り返ると、先ほどまでいた808mの山頂が見えています。

登りの急登は嘘のように、一旦、稜線に上がると、鼻歌でも出てきそうなのんびりとした道です。稜線はゆったりとしていて、危険な箇所などどこにもありません。

P4056750 まだ芽吹き前の自然林の生えた縦走路の様子です。

木々の株元には笹が生えています。

P4056762 スミレにギフチョウがとまっているのに出会いました。

先ほどから望遠レンズに交換していたので、これはシャッターチャンスです。

アゲハチョウみたいな蝶ですが、アゲハよりは小型ですね。

私は蝶のことは良く知らないのですが、かなり人気のある蝶のようです。

四国では生息してないので、ここで期せずして見られたのは、幸運としかいいようがありません。この日は天候が良かったからか、ギフチョウを何度も見かけました。

P4056767 飛び立っていくギフチョウが写っている画像です。

P4056768 因みにこのとき、ギフチョウが吸蜜していたのはサンインスミレサイシンです。

葉っぱが少し株元に覗いていますね。

P4056774 ほとんどアップダウンがない山道を進んでいくと、エンレイソウが咲いていました。

四国の山では標高1000m以上で見ることが多いので、毎年、4月末頃に見るのですが、ここは開花が早いですね。

四国で見かけるのは茶色い花が多いのですが、ここのは緑色でした。

北アルプスの麓で見るのは草丈が50センチほどもあるのですけど、ここのは小さくて、草丈は精々10センチか15センチでした。

P4056815 その後見かけたエンレイソウです。こちらも花色が緑色です。

P4056776 道はこんな感じののんびりした道です。

P4056795 ミヤマカタバミが稜線歩きでも咲いています。

コミヤマカタバミは大好きな花ですが、ミヤマカタバミもやはり白くて清楚な花で、私の好みです。

P4056812 ミヤコアオイの花もところどころで見受けられました。普通は土の中で咲いていることが多く、こんな風に地表に咲いていることはありません。

このときはギフチョウの幼虫を調べるために、わざわざ掘り出してあったようです。葉っぱもわざわざ裏向きにしてあるのも見られました。

P4056819 振り返ると山頂がかなり遠くになりました。

もうすぐ、山田側の山頂に着く頃でしょう。

P4056821 ミヤマカタバミはあちこちで見かけるのですが、思うように開いているのが少ないです。

P4056833 山頂まで1キロの道標が出てきました。私は逆から歩いているので、山頂からすでに1キロの地点まで来たことになります。

P4056852 ちょっと首を傾げたサンインスミレサイシンです。軸なども太くて、がっしりした印象のスミレですね。

P4056853

14時5分、山田側の山頂に着きました。

休憩所とあるようにベンチが1脚置いてあって、一組のご夫婦が座っておられました。

こちらの山頂からも面白い形の山がぽこぽこと聳えているのが見えます。

ほんとに讃岐の山を少し高くしたような感じですね。

コメント

keitann様 こんにちは
この紀行では、花にクビレのあるミヤコアオイが小生のお気に入りですね。
そのほかでは明るい雑木林もとても好印象でしたね。
スミレの各種は小生はもう手に負えませんが、他人様の記事でしたら、興味しんしんですね。
keitann様一人の、気ままな山旅の続きに、楽しみをつなげておきます。

ぶちょうほう様、こんばんは。
ミヤコアオイはうちの近くの里山にもわんさかあるんですよ。
花がくびれているので、これだけはすぐにわかります。
植生はやはり自然林の下だと、豊富で面白いですね。
スミレはこの後の記事でもどんどん出てきます。
実は今日もスミレ散策でしたが、少しわかりかけるといちばん楽しいのがスミレのお花見みたいです。

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