キンラン・・今年も何とか会えました
キンランを見るのは毎年、綱渡りのようなところがあります。
というのも、キンランは人目につきやすいので、盗掘されやすいからです。四国ではヤマシャクヤクやシコクカッコソウのほうがよほどどこででも咲きますし、簡単に見られるのではないかと思うほどです。
ここ3,4年、盗掘されながらも、何とか数株残っているキンランを先日下見に行ってきました。ところが、去年は未開花株もあわせて5,6株はあった株がすでに数株盗掘されてしまい、残っているのは小さな株が2,3株だけでした。
これは困ったとおもっていたところに、山友達のTさんから朗報が入りました。Tさんの知人の方がキンランの自生地に案内してくださるとのことです。早速、今日、行ってきました。
今まで、キンランの自生地は三箇所見ています。どれも明るい木陰とも言うような場所でした。ここもまたその条件を満たしています。
でも、悲しいことに、ここでも盗掘にあった株が1株、無造作に捨てられていました。
根っこを抜ききれなかったからか、その辺に抜いたのを捨ててありました。
先日見てきた、去年まで見に行っていた自生地でも、近くにあったシュンランが半分根っこがむき出しになるほど掘られていました。
悲しくなります。
咲いているのを掘り上げてまで、自分の家で咲かせたいでしょうか。
しかもキンランは自宅で普通の用土で育てても先ず、2年と育たないそうです。
今年も何とか会えましたが、香川のキンランはこの先生き延びていけるかどうか、心配です。
ほんとに見張り番でもしてやりたい心境です。
こんにちは。
キンランに出会えて良かったですね。
でも盗掘する輩は、本当にけしからんです。
大切に見守って欲しいものです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2009-05-06 09:26
keiちゃん、こんばんは~
キンラン、ほんとに可愛い花ですよね。花の時期この色は目立ちすぎるのでしょうね~。盗掘されていくのは残念ですね。
千葉でも、ある場所では結構な数のキンランが咲いてると思うのです。
花の時期は藪の中に入らなければならないので、行くのを諦めてますが、センブリが咲くころには、藪の中へも入れるので、花後の苗が結構育ってるのを確認できます。しかし、ここも開発が進んで、もう近くまで機械が入り込んでます。
すでに、センブリなどは全滅に近いですね。
盗掘も開発も、貴重な植物が失われていくので、悲しいことですね。
投稿: まこ | 2009-05-06 20:23
多摩NTの住人様、こんばんは~。
今年のキンランは、ほんとに見られずに終わるのかとしょげていました。
ご縁があって、今年も見ることができてほんとに良かったです。
楽しみに見に来る人がいるということを考えて欲しいですね。
自分のことしか考えてない人には腹がたちますし、県内からキンランが消えたら、ほんとに悲しいです。
投稿: keitann | 2009-05-06 21:57
まこさん、こんばんは。
キンランはギンランに比べると草丈も大きいし、花の色も派手なので、人目につくようです。
千葉は低山ばかりなので、却ってキンランの育ち易い土壌なのかも知れません。
こちらでは低山といってもキンランの時期はまだ藪もそうひどくはないので、何とか見ることができます。
センブリも近くの低山歩きをするようになってから、里山に随分多い花だということがわかてtきました。
センブリは小さい花なので、こちらではまだまだ残っていますよ。
開発は時として、盗掘よりも大規模に植物がなくなるので、それも罪な話ですね。
植物が生きてゆける環境は人間にとっても必要な環境であるはずなんですけどね。
投稿: keitann | 2009-05-06 22:03