近場散策、その2、花と実
最近は山にばかり行っているので、平野部やちょっとした河原、田んぼの近くなどと言う場所を散策することが少なくなりました。
それでも、久しぶりにそういうところに来てみると、意外に見るものが多くてびっくりします。
画像はメハジキの花です。5年ほど前にもこの場所で見ています。先日、野草友達の掲示板に貼った際、何を勘違いしたか「キセワタ」と書いてしまい、恥ずかしかったです。キセワタは実際には見たことがないです。メハジキもこの場所で見るだけで、他の場所では見たことがないのです。こんなに山に登る前は、どちらかと言う山すそなどの散策が多かったので、こんななんでもない花を見ることが多かったので、懐かしかったです。
葉には切れ込みがあるので、見分けの面倒なシソ科の中では同定に困らない花です。
カワラマツバも咲き始めていました。これも以前はよく見ていた花ですが、最近は夏場はかなり高い山にばかり登るので、あまり見てなかった花ですね。
アカネ科の花です。
ここに立ち寄ったのは、実はマユミの花を見ようと思ったのが最初の目的でしたが、花はとうに終わっていて、すでに無数の実をつけています。今年のマユミは見ごたえがありそうですね。
この場所は低山と低山に挟まれた谷あいになっていて、普通の平地とはちょっと違う花が咲きます。
でも、谷間が開墾されて田んぼになってるのですね。
田んぼのわきにヒマワリが1株すっくと立っていて、こういう風景はなぜか子供時代を思い出します。
田んぼの上を海からの風が渡ります。
田んぼの畦にはツリガネニンジンがかなり伸びていますが、花はまだまだ先です。
少し場所を帰ると、今までこの付近では見た覚えのないトキワツユクサが目にとまりました。
かなりの群生を作っていて、繁殖力が相当強そうですね。
車道の法面にはテリハイバラがずるずると垂れ下がり花を咲かせています。
花の盛りは少し過ぎていましたが、10日ぐらい前にはさぞ綺麗だったことでしょう。
中で、比較的綺麗だった花です。花だけ見ていると東赤石で見てきたフジイバラにも負けません。
同じ法面に、こちらは真っ赤なナワシロイチゴの実が垂れ下がっています。
ナワシロイチゴの実はあまり見たことがなかったのですが、この付近ではびっくりするほどたくさんありました。
しかし、食べてみると酸っぱくて、あまり食欲はそそりませんでした。
これほど残っているわけがわかるような気がします。
ナワシロイチゴの花もまだ咲き残っていましたが、花は可愛いピンクの花です。
これでも開花しているんですよ。
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