天狗塚~牛の背、雄大な稜線を歩く、その1、シランなど
5月は石鎚方面の山ばかりに登っていましたが、6月に入り、一転、剣山系を歩いてきました。剣山系の山は普通なら、最初は剣山に登り、後は三嶺に登ったり、天狗塚に登ったりと言うのが一般的なのでしょうが、主人の友人で藪漕ぎが好きな方のパーティーで登ったりしたもので、変則的なルートしか登ったことがないのです。
一度は天狗塚や三嶺を人並みに登りたいものだと思っていたので、山友達のTさんにそのうちに案内してね、と頼んでありました。そして6月9日に、いよいよ天狗塚に案内してもらえることになりました。
画像は初めて目の当たりに見ることが出来た天狗塚です。そして、山頂にもようやく立つことが出来ました。
今回はR32経由で行くので、まんのう町のスーパーに5時45分集合です。登山口までの林道が悪路なので、車はTさんのジムニーを出してもらいました。
5時過ぎには、子供のお弁当も詰め終わり、洗濯物を干したら、出発です。香川の低山もあまりはっきり見えないようなお天気で、雨が降らないかと少し気になります。
祖谷川沿いを走る頃にはアジサイの花がちらほらとブルーやピンクで道端に咲いています。この前ここを通ったのは3月末のことでマンサクの花を見に来た帰りのこと、香川ではまだ咲いてなかった桜が大歩危駅の近くでは咲いてましたっけ。
道路法面は野草好きにとってはいつも注目すべき場所です。
香川では見かけない濃いピンクのホタルブクロを見かけたので、車を停めます。
もう5年ほど前に南アルプスの麓を走っていたら、やはり赤い色のホタルブクロが多く見かけましたが、四国にも咲くのですね。
アザミも咲き初めできれいでした。
中には白い花も咲いていて、一箇所でいろんな色のホタルブクロが楽しめて、良かったです。
またしばらく車で走り、去年確かこの辺でシランを見たはずだと思う場所に車を停めます。
シランなんて、よく庭に植わっていると思われるかもしれませんが、このシランは恐らく自生のシランなのです。
少し離れると、シランの咲いている環境がお分かりいただけると思います。
まさか、こんなところにわざわざシランを植える人はいないでしょう。
ヤマツツジの近くで咲いているのも見えますが、こちらは土砂崩れ防止用の金網の上で、頭上10m近い高さで咲いています。
シランは庭植えにしても、とても丈夫で強い花ですが、こんなところで咲いているぐらいですから強いはずです。
今年は丁度咲きあがったばかりの良い時期に見たのか、赤紫の色がことのほか鮮やかでした。
庭植えにされることの多い花ですから、もし目にしたとしてもこれが自生だと思う人は少ないことでしょう。
アサガラは寒風茶屋へ至る道で見ていますが、オオバアサガラは今年の初見です。
アサガラよりも花序が長いので、遠目にも見分けがつきます。
登山口には9時ごろ到着しました。
このときには気付きませんでしたが、登山口に「クマに注意」とありますね。
たいていの山は1人でも登りますが、なかなかこの方面に1人でこれなかったのは、クマに会いたくないというのも一つの理由ですね。
keitannさん
こんばんは~♪
何時もお気に入りに入れていて、毎日覗き見して読み逃げいました(笑う)カタクリの赤星山ではお初でした。余り喋らないと言う事で!!逆に当館お喋り人(講師)でして、お祭りについて各学校を回っています。貧乏暇なしでして(笑う)当館今年の目標4座でした。大きな目標は立て無い事にしています。讃岐冨士:赤星山:手箱山:石鎚山でした。それが讃岐冨士1回の積りが今年は早4回もです。赤星⇒豊受山は予定外でしたし手箱山は同じくして黒森と筒上は予定外の登山でしたし石鎚山も登頂ご帰路の予定が瓶ちんへ足が勝手に歩き出すのです何だか山を見ると痴呆症の様な(笑う)後は足の向くまま気の向くまま昨年から三嶺:天狗塚は行きたい山ですわ、昨年剣山⇒三嶺でテント泊中、急に大雨の雷ゴロゴロで夜中に飛んで帰って来ました(軟弱者)自生のシラン:ピンクのホタルブクロ出会った事無くです(素晴らしい)わ出会う事楽しみにして置きます:それに又keitannさんに何処かのお山でバッタリ出来る事を楽しみにしています。長文に成りお許しを願う
投稿: 太鼓会館&野球会館 | 2009-06-12 01:15
太鼓会館さん、こんばんは~。
いつも拝見してくださっているんですか?ありがとうございます。
花散策ペースで歩くので、コースタイムなども全然参考にならないんですよ。
赤星山でお会いした後、予定外で豊受山まで縦走というのもすごいですね。私はまだ北面から歩いたことがないので
いつかは頑張って、歩きたいと思ってますよ。
どこかで拝見したんですが、石鎚東稜もすでに登られたとか?
すでに、今年の目標達成とはすごいですね。
私も今年見たかった花は、順調に見ていて、そういう意味ではすでに目標達成ですけど、今回は以前から登りたかった
天狗塚に登れてよかったです。
太鼓会館さんはすでにテント泊も経験とは、ますます、すごいです。
シラン、ホタルブクロはこの季節、目を皿のようにして道路を走っていれば、きっと見つかるはずですよ。
今年は無理でも来年は是非ご覧になってくださいね。
投稿: keitann | 2009-06-12 20:41
keitann様 こんにちは
体調不良で暫らく静かにしていましたが、今日あたりから、動き始めました。
しかし、未だ本調子ではないみたいです。
今月行っておきたい、御岳が少し遠のいたかもしれません。
この記事を拝見して、シランには驚きました。
小生も山行中に、是非シランに出会いたいと願って、既に30年近く経ちますが、未だに出会えていません。
野生のシランはもう既に小生の中では「幻の花」という殿堂入りしているのです。
そんな貴重な存在にのっけから出会えて、これから先に楽しみが広がります。
投稿: ぶちょうほう | 2009-06-15 16:34
ぶちょうほう様、こんばんは。
体調を崩されていらしたのですね。
この時期は暑かったり、そうかと思えば、気温も低めだったりで、体温調節が難しいですね。
そういう私も、先日、車の冷房が効きすぎたか、車に3時間ほど乗っていた日、夜になって
少し熱が出ました。冷房による体調不良ですね。普段、我が家は冷房をしないので、たまに
冷房の効いたところにいるとそんなことになります。
そうですね、ぶちょうほう様のところで、毎年、御岳さんの記事を見せていただいています。
私もそろそろ、後輩とこの季節の年中行事になったアルプス行きの計画を立ててますよ。
シランはもともと、山野に自生していた花です。
この地域では、人が登れないような断崖絶壁のような場所で数箇所咲いていました。
庭植えのものを、無理やり、そういう場所に植えたと考えられなくもないですが、それよりは
野生で咲いていると考えるほうが自然な場所でした。
また、もともとその地域で咲いていた植物だからか、家々の軒下にもシランガかなり見られました。
昔は、山で咲いていた花を地域の人たちが採取してきて、庭先に植えるということは、きわめて
普通のことだったと思います。
そちらの地方でもよく探せば、シランの野生の株はあるのではないでしょうか。
投稿: keitann | 2009-06-16 00:28