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2009-07-21

北アルプス最北の山旅、その5、白馬大池

白馬大池周辺はとても良い所だと、同行のYさんが事前に調べてきていて、泊るのを楽しみにしていたところです。確かに池のほとりにはまだ雪渓が白く残り、湖畔に佇む赤い屋根の小屋は、翌日、稜線から見下ろしてもとても素敵でした。

P7143997

池の西側には翌日登る予定の白馬方面へのなだらかな稜線が見えています。まだ雪がべったりとくっついていて、すでに雪がとけてしまった場所ではハクサンコザクラやチングルマといった花が咲いています。

P7144000 大池山荘の東側は小高い山になっていて、これがどうやら白馬乗鞍岳のようです。

栂池のほうからゴンドラに乗り、その後3,4時間ほど歩いてもこの白馬大池には来られるそうで、白馬周辺はスキー場が多いので、ゴンドラやリフト利用で登っている人もほんとに多かったです。

小屋で受付をします。翌日は白馬岳までの短い歩きなので、翌朝の朝ご飯もお願いします。お昼は白馬山荘で食べても良いので、お弁当は頼みませんでした。行動食はたくさん持っているし、ガスもコッフェルも持参しているので、食べ物には不自由しないはずです。

小屋に到着して、部屋に案内していただき一息ついていたら、直ぐに夕食の準備が出来ました。食堂でカツカレーの夕食を頂いたのですが、この日はばて気味だった私は水分を摂りすぎたためか、食欲が今ひとつでした。小屋には10人ちょっとの宿泊者がいたようで、同じテーブルについた方は新聞社のカメラマンの方だったのですが、ライチョウの写真を撮りに来られたそうです。ものすごいカメラをお持ちだったので、持たせて頂いたら、なんと重さはレンズ込みで2,3キロはあろうかというすごさです。住所を教えていただいたら、その方が撮られたライチョウ写真の載った新聞を送ってくださるというのですが、そこまでご好意に甘えるわけにはいかないので、さすがにお断りしました。

夕食後に、池の周囲を散策しましたが、夕方6時過ぎの明るさではさすがにまともな画像にはなりませんね。

この夜は小屋の部屋に二人だけで、前夜の車での仮眠の疲れもあってか、20時前には良く眠れました。

あまりに早く寝すぎたので、二時半には目が覚めてしまいました。それ以上眠れなかったので、しばらくはじっとしていましたが、少し外が明るくなり始めた4時半頃、カメラを持って外に出てみました。

P7154019 東の空が朝焼けで赤く染まってきました。

午前4時半頃の様子です。

どうやら二日目もまずまずのお天気のようです。

P7154044 池の周囲にはいたるところにハクサンコザクラが咲いています。

ハクサンコザクラは花の名前を知らなかった学生時代にも知っていた花で、これだけは昔の山歩きでも御馴染みの花でした。

でも、一昨年、昨年と歩いた双六方面ではハクサンコザクラはあまり見かけなかったようで、やはり雪の多い山に咲く花なんですね。

P7154048 アオノツガザクラも咲いています。

後方のピンクはもちろんイワカガミですね。

P7154039 5年前に行った八幡平以来で見るイワイチョウも咲き始めています。

P7154065 そして、夏のアルプスには必ず咲いているハクサンイチゲもあちこちで見かけます。

ハクサンイチゲはあまりにもどこにでも咲いているので、最近は見かけても撮影することが少なくなってしまったほどです。(^_^;

P7154067 チングルマも群生で咲いていますが、あえてイワカガミとツーショットで撮影してみます。

P1010424 まだ朝日が射す前の白馬大池の姿です。

P1010427 やがて、午前5時、山肌に朝日が当たり始めました。

P1010433 Yさんもいつの間にか起きたのか、外に出てきました。

他の宿泊者の方たちは誰も出てきませんでしたが、勿体無いですね。

山でこんなに綺麗な夜明けを迎えられるなんて、とても貴重な時間だと思いますが・・。

思う存分、朝の空気を楽しんだら、小屋に帰って朝食を食べ、パッキングを済ませました。

前日の二の舞にならぬよう、ウエストポーチの中の物を減らし、なるべくザックに入れます。

この日の行動時間は短いので、水分もあまり必要ないでしょう。持って上がる水分は粉末を溶かしたポカリを500mlと水を500mlだけにしました。

コメント

ここの小屋には3回泊まりました。
夜中に起きたときに、窓から大池の水面を見たらオリオン座が映ってました。
スライドフィルムで写真撮ったんですが真っ暗で見えませんでした。
けど、デジタル技術で再現できないでしょうかねえ、、、?

日の出の風景も雰囲気同じですね。
リンク先に私の記録ですが、あれから15年も経ってましたよ(^^;
続編楽しみです(^o^)/

朝を独り占めですか。こんな贅沢ありませんね。いいな~
しかし長距離運転で山歩き、ちょっとお疲れみたいで心配でしたが、その後はなんともなかったのですね。安心しました。

今日、隣の町に住む友人が知人のお葬式に行くと電話してきました。その方は友人の元パート先の社長の奥さまだったとかで。トムラウシで遭難した方だったのです。
全然知らない方でしたが、ご冥福をお祈りしたいです。

息をのみながら読ませていただいてます。
画像が動かないだけで、なんだか一緒に歩いている気分です。
憧れの白馬(なんか、おまじないみたいに唱えてるだけ)、keitannさんと一緒に歩きます。
クモマスミレに会えたんですね! 
ほかのお花さんたちもすてき!
この最後の画像が気に入りました。こんなにたくさんハクサンコザクラが咲いて、向こうに雪渓が見えて、、。
まだまだ先が続くのですね。よいお天気が続きますように! (って、もう結果はでているのに、、)
楽しみにしています。

加納さん、こんばんは。
白馬大池山荘に3回も泊られましたか?いいですね~。
お近くならではですね。

私も自宅がもっとアルプスに近ければ、年に何度か訪れたいですね。
残雪の残った山々は最高ですよね。

私たちが泊った部屋も窓から池が見えていて、夜中も池が月明かりのためか
よく見えていましたが、ずっとさざ波が立っていました。
星は明るいのが1つ、東の空に瞬いていましたよ。明けの明星でしょうか。
池の水面にオリオン座が映ってるなんて素敵ですね~。見てみたいです。
加納さんの記録も拝読してきましたよ。文章は奥様が書かれたのかしらん?
15年前というと、私が子育てやらでいちばん忙しくしていて、山からいちばん遠ざかっていた時期です。
そんな頃に、すでにご夫婦で山を楽しまれていたんですね、羨ましいです。
まだまだ続きますので、よろしくお願いします。

noiさん、こんばんは。

北アルプスでも、時期とコースを選べば人の少ない静かな歩きが出来るんですよ。
白馬から南は人もうんと多いですが、白馬から北はほんとに静かなもんです。

こんなお天気の良い山の朝なら、散策しない手はないですよね。
このときも3泊して、朝からこれほど良い天気だったのは、この日だけでした。
たいていはガスっていたり、雨が降っていたりですから、こんな穏やかな朝はほんと貴重です。
数日間の山歩きの場合は1日目はいつもあまり調子がよくないんですが、この日は久々に
足が動きにくくて、こんなことは学生時代以来でした。
でも異常事態では在りませんから大丈夫・・・。
大雪山系で遭難された方、ほんとに残念でしたね。私も下山して高速の駒ヶ根SAで休憩していたら
同行していた後輩から携帯メールが入って知りました。
同じ日、私たちも白馬の山荘で出発直前まで、ものすごく悩んだのです。
何しろ前日からものすごい風と雨でしたからね。
北アルプスでは幸い、16日は強風だけで雨が降らなかったので良かったのですが、もし風雨の両方なら
私たちも朝日小屋までは行ってなかったと思います。
数日間の山歩きでは天候の変化に応じて、行程をどうするかがいちばん判断力を要するところです。
このことは、後日、記事の中でも触れてみようと思います。

プルメリアさん、こんばんは。
憧れの白馬ですか・・・・・。白馬は今ではゴンドラや何かで意外と簡単に登れるようですよ。
八ヶ岳が登れる人なら、問題ないと思います。
小屋もあちこちにあるので、長時間歩けない人でも楽しめる山みたいです。
スミレはこの季節だというのに、あちこちで会いました。さすがに北アルプスだと思いました。
ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲ、それになだらかな山肌に残る雪渓・・・この眺めはやはり
北アルプスならではだと思います。
毎年、一度ぐらいはこんな眺めを見たくて登っているよなものです。
天候も問題ないようですが、意外と、この後悩むことに・・・。

keiさん、こんちは~~
続々と出てきますね~~いろんな花。
ミヤマムラサキにもあってきましたか。
北岳にもあったはずですけど気がつかなかったかな??

このコースは周回コースなので、車の便もよさそうですねーー
ツクモグサがあるのがいいな。

systemさん、こんばんは。

このコースはほんとに花が多くて、最初から最後まで何かしら咲いてましたよ。
白馬辺りは地質的にも蛇紋岩地なので、珍しい花が咲く上、砂礫地あり、湿地帯ありで
これだけ多様な環境をたった3,4日で回れるのは珍しいでしょうね。
ミヤマムラサキはこの日はそうでもなかったですが、翌日、雪倉方面では嫌というほど咲いてました。
北岳ではミヤマムラサキには気づきませんでした。もし咲いてても気づかなかったぐらいなので
数が少なかったのかも・・。

お花を見るなら、白馬よりもむしろ雪倉~朝日のほうがお勧めです。
白馬に咲いている花は、雪倉、朝日ですべて見られましたから・・。
雪倉の登りでもツクモグサがたくさんありましたよ。
もっとも、標高が低い分、花はほとんど終わって実になってましたが。

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