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2009-07-02

再び、東赤石へ、その6、イワキンバイ

山頂は誰もいなくて、貸切状態です。

途中で、私たちが休憩しているときに、先に登っていかれた高知の3人のパーティーの方たちとは、トラバース道付近ですれ違ったのでした。勿論、高知の方たちはすでに下られてて、私たちは登りです(^_^;ずいぶん時間をかけて登っているなと思われたことでしょうね

でも、おかげで、山頂では二人だけなので、ほんとにのんびり出来ました。

P6252700

前の週に山頂で咲いていたキバナノコマノツメは、もう花が終わっていて、代わりに前の週には咲いてなかったイワキンバイが一輪、咲いていました。

東赤石にいちばん最初に登ったのは、確か末っ子がまだ小学生で、今は関東で働いている息子が大学一年の夏でしたから7,8年前のことです。末っ子がなかなか歩かず、苦労したのを憶えています。その初めての東赤石の山頂を踏んだときもイワキンバイが咲いてましたっけ。

P6252697 西を見ると、八巻山や前赤石方面が見えます。

前の週よりはいくぶん山なみも良く見えていて、肉眼ではかすかに石鎚も見えますが、撮影は無理みたいです。

Nさんは記念に、八巻山のほうを向いて、後姿の写真を撮りたいと仰るので、シャッターを押して差し上げます。

帰りのルートをどうするか、休憩しながら考えました。Nさんがお疲れのようなら、トラバース道に一旦下って、赤石山荘経由で、沢ルートを下るということも考えていました。また、トラバース道を権現越に向かうということも可能です。

Nさんの体調は悪くなさそうで、それほど疲れの色もなさそうなので、思い切って前の週と同じ稜線伝いのルートを下ることにしました。このコースが花もいちばん多そうに思えたからです。

13時26分、下山を始めます。

P6252701 先週は赤い実を見かけたクロソヨゴですが、今回は白い花が咲いていました。

小さい花ですが、可愛いです。

P6252703 13時29分、三角点を通過しました。

前回はここでワンちゃんがいたので、つい三角点の撮影をしそびれたのでした。

P6252711 三角点からは二ツ岳方面がとてもよく見えます。

今からこの稜線を下って行きます。

P6252712_2 ユキワリソウも何とか咲き残っていました。

P6252717 岩の陰にキバナノコマノツメとユキワリソウが咲き残っていますが、やはり前の週に比べると、花の盛りを過ぎている感じは否めません。

タカネバラのメインに見に来ると、どうしてもそうなってしまいます。

P6252733

でも、代わりにと言ってはなんですが、コウスユキソウが咲き始めているようです。

自宅でハヤチネウスユキソウと言うのが咲いていますが、コウスユキソウはそれよりも草丈が低く、こじんまりとしていて可愛らしいです。

この前より、葉っぱがより銀色になっています。

P6252732 コウスユキソウの花に近づいてみます。

P6252736 東赤石の山頂方面を振り返るとこんな風に岩場と針葉樹に覆われています。

道はブッシュの中を進んだり、そうかと思えば、岩場を下ったりします。

P6252743

樹林の中を歩いていると、ゴゼンタチバナが見えました。

先週は見た覚えがないので、この一週間で咲いたようです。

去年はゴゼンタチバナをとうとう、この山で見ることができなかったので、今年は見ることができて嬉しかったです。

アルプスでは毎年、あちこちに咲いているのを見られますが、四国の山ではここでしか見たことがありません。

P6252745 ホソバツルツゲの花は前回に続いて咲いていました。

P6252752 もう一度、東赤石方面を振り返ります。

幾つもの尾根が重なっているのが見えます。

P6252757 山頂から200mほど下りましたが、ここでもアカイシヒョウタンボクが咲いていました。

P6252763 コメツツジも咲いています。

コメツツジの花はNさんはどうやら初めてご覧になるようです。

マクロレンズで覗き込んで「シベが赤くて綺麗・・」と感心していました。

このお花は肉眼では小さすぎて、私もモニターで確認すると、意外と綺麗だなと、いつも思います。

P6252767 辺りの岩場の風景です。

ここで、樹林の方に下っている道が見えていて、前の週はそちらに下ったのですが、今回は岩場にタカネバラやイワキンバイが咲き始めているので、岩場経由で下ってみます。

P6252771 橄欖岩を背景にイワキンバイとコウスユキソウが咲いています。

P6252772 岩の上を少し進むと、岩の上にタカネバラが一輪、顔を出していました。

この光景は覚えがあります。

そう、2年前に昔の山仲間のS君たちと権現越に下ったとき、やはりこの岩場で、これとまったく同じバラを見ていたのでした。

P6252776

周囲にはこんな光景が広がっています。

コメント

けいさん こんにちは。
このイワキンバイ、ミツバツチグリと見分けができません。
昨日のお山で見たミツバツチグリの根を探って「栗状の根茎」を確かめてみました。
あるべきはずの塊がありません。
けいさんの、ココをみて、もしかするとあれはイワキンバイ???
また、確認のための宿題が増えました。

昨日は山の経験豊な同行者とガイドの責任について話しました。
「あゆさんなら、何人のガイドができる?」と、聞かれました。
2000mを超える山で、キャクが経験者なら「ひとり」。
キャクが未経験なら、ひとりでも責任持てないからムリと答えました。

三点ホールドで登るようなとこでも、ガイドはムリです。
先行したキャクがおっこって来たら、支えきるだけの体力も技術も無い。
そして、いくら安易なハイキング程度でも最大三名くらいかなぁ・・・と(^^)v

そんな話がでたのはですね、
サンダルを履いたような30人ほどの外国人観光客を、ガスの中を誘導して上を目指す人たちがいたからです。

あゆさん、某所で富士山のそんな高いところに、ミツバツチグリってあるんだ~って思ってたんですよ。
このテの花は、種類が多イから良く調べてくださいね。
私も図鑑と首っ引きですよ。
ミツバツチグリは私の経験では、もっと低山に、春先に咲いてますけど・・。

山のガイドは難しいですね。特に山に登ったことがない人は服装なんかもわからないみたいです。
いちばん楽なのは自分と同等の力のある人、あるいは自分より力のある人に連れて行ってもらうこと。

でも、連れて行ってもらうのって、あまり面白くないですからね。

慣れた人なら自分だけで歩くがいちばん面白いかも。

そうそう、精々、2,3人ですかね、ある程度責任持って、同行できるのは・・。
山のツアーで10人超すと、ちょっと大変でしょうね。二人で引率しても、1人が怪我すると、1人がついて下りますから
実質は残りの人を1人で連れて行くわけだし・・。

サンダル履きの人を連れて登山・・・最近、そういう悪質なところもあるんですね。

keitann様 こんにちは
こちらで出てくる珍しい花達は、今までに何度かこの場所で見せてもらっているはずですね。
しかし、最近物覚えが悪くなっているので、つねに真新しく感じています。
今回はイワキンバイとタカネバラ以外は地味目な花が多かったですね。
地味と言えば、この山の岩はかんらん岩でしたか、やや赤味がかった、渋い色ですね。
この岩の色が、この山に独特の景観を作っていますね。
尾瀬の至仏(蛇紋岩)と同じような傾向の植生があると聞きましたが、確かにそのとおりかもしれませんね。

岩の間から咲いてくる矮小化した植物の花なんて、高山植物的で素敵ですね。
山の上から望む山岳景観も申し分なく思えます。
四国にもたくさんの別天地があることが良く判ります。
今回も素敵な山行ですね。

ぶちょうほう様、こんにちは。

東赤石には毎年必ず登っていますし、それも数度は登っていますので、毎回
同じような花をアップすることになります。
6月の花って、白い花が多いみたいです。
樹木の花もウツギをはじめとしてミズキ、カマツカ、サワフタギなど・・。
花もマイヅルソウ、シライトソウ、ゴゼンタチバナと白い花が多いですね。

そんな中でタカネバラは異色の存在です。
白い花が多い時期だからこそ、ひときわ存在感があるのかも知れません。
橄欖岩は難しい漢字ですが、変換があって、パソが変換してくれるので便利です。
手書きではこんな字はとても書けません(^_^;
地質学的にはこの辺りの山はとても興味深いのだそうです。
そのせいか、他の山では見られない植物もずいぶん多いので、ついつい東赤石ばかりに
足が向いてしまいます。自宅から登山口まで1時間半で行けますし、標高差1000mを
登るので、登ったという満足感もあります。

橄欖岩のおかげでちょっとした岩歩きも味わえ、標高の割には高山の花も咲くので、これからも
何度も登ると思います。

こんばんは。
私たちが富士山で見たのはミツバツチグリではなさそうですね。(某所に書いてあったのは私の書き込みでしょうか?)
またまた観察不足で葉の裏とか、微毛が有るか無いかとか、見てこなければいけないんですね。
開花時期、開花場所、などなど。手持ちの図鑑で一番近そうなのはミヤマキンバイということになりそうですが。コンデジで風の中での映像故細かい所までは、いくら拡大してもよくわかりません。ツルキンバイの可能性も残るでしょうか?

某所に載せたラン科のお花(まだつぼみ)も見てくださいね。花が無いことにはますます難しいでしょうけど、、。
あゆちゃんが、開花映像を精密に写して来るまでお預けでしょうかね。

しっかり観察して、しっかり調べる。またまたkeitannさんに脱帽です。

プルメリアさん、こんばんは。

春先の低山でスミレなんかと一緒に咲いている黄色い花は、たいていはミツバツチグリかキジムシロですね。
キジムシロとミツバツチグリは葉が違うので見分けがつきます。

でも、富士山の五合目以上になると、ミツバツチグリは考えにくいです。
バラ科の黄色い小花はどれも花だけ見ると良く似ているので、後は自生地などで判断するのも良いかと思います。
岩の上ですとイワキンバイが多いですね。葉っぱがどれも微妙に違うので葉っぱの画像をきちんと撮影すると良いですよ。
よく分からない植物はとにかくいろいろな画像を撮っておくといいです。全体像、葉っぱ、花・・・。
最初は花にばかり目がいきますけど、花だけだと区別できないことが多いですね。
http://www.fuji-web.net/fuji/shokubutsu.html

↑こんなサイトがありました。富士山の標高別に自生している植物を一覧にしてあります。
これを見ると、だいたいわかるのではないでしょうか。

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