ヤブカンゾウなど
草丈は、うちの庭で咲いてるものに比べるとかなり小さくて、60センチぐらいです。因みに我が家のヤブカンゾウは草丈が120センチぐらいにもなります。
私の図鑑には「有史前に中国から気化したと考えられている」とあります。彼岸花やシャガなどと同じですね。そのせいか、まったく人が入らなかったような山には咲いてなくて、人里に近い場所で見るようです。
春に出たばかりの新芽は食用になるそうですが、我が家にたくさん出てくるのに、毎年、食べごろを逃しています。
ダイコンソウは外国産のものは派手なオレンジ色のダイコンソウもあって、私も1,2度種から育てたことがあります。
花だけ見ているとキンポウゲみたいな花ですが、バラ科の花です。
こうしてみると、なかなか可愛い花で、山野草として育てている人もいるのではないでしょうか。
花には少し早かったですが、ヤブミョウガも早いものは咲き始めていました。
車で山間部を走っていると、ときどき群生しているのに出会います。
去年の夏に阿蘇から車で下っているとき、大きな群落を見ましたが、分布は関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄となっています。
花が終わると、濃い青色の実をつけます。
最近は道路法面の緑化用に植えられたタイワンコマツナギを多く見かけますが、ずいぶん大きくなる台湾コマツバギに比べて在来種のものはそれほど大きくなりません。
今年になってからでもあちこちで何度も見かけたホタルブクロですが、この山でも咲いていました。
低山だからと言って、花の時期が早くもなく、6月から7月にかけての山歩きでは、必ず見かける花です。
樹木のところにアップし忘れたので、こちらにアップしておきます。
ダンコウバイの葉と実です。
シロモジやクロモジはよく実を見かけますが、ダンコウバイの実はあまり見ることがありません。
シロモジと同じく葉は三裂しますが、葉の先が丸っこくて可愛い葉をしています。
それにシロモジほど大きくならないようです。
春の花もまるで炒り卵のような花を咲かせて、可愛いですよ。
最後に、ここでもナワシロイチゴの実がたくさん実っていました。
例年、これほどたくさんナワシロイチゴの実を見かけたことはありません。
今年は大豊作のようですね。
でも、このイチゴはちょっと酸っぱいんですよね(^_^;
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