ヤマホトトギス
坊ちゃんスタジアムに行く前に、少しだけ皿ガ嶺に立ち寄り、散策をしました。
皿ガ嶺には、毎年、春には一度や二度は行くことにしていますが、夏に来たのは何年ぶりでしょうか。恐らく、4,5年は経っていると思います。
車で風穴に向かったのはお昼頃でしたが、なぜか、下ってくる車も登っていく車も多いです。
水の元に差しかかってその謎が解けました。
ソウメン流しをしているんですね。
ヤマジノホトトギスは一週間前に石鎚で見たばかりですが、ヤマホトトギスは四国カルストで去年の8月後半に見て以来、1年ぶりです。そして、ヤマホトトギスを見るのはこれがまだ二度目です。
ヤマジノホトトギスは香川の山でも徳島の山でも良く見かけるのですが、不思議とヤマホトトギスは香川や徳島の山では一度も見たことがありません。
私が今まで見たホトトギスはセトウチホトトギス、ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギス、タマガワホトトギス、そしてチャボホトトギスですが、セトウチ・・・、チャボ・・は低山に多いように思います。ヤマジノホトトギスは標高500mを越すと見かけるように思いました。またタマガワホトトギスも比較的高山に、そして何より岩場を好むようです。
ヤマホトトギスの咲く環境が、今ひとつわからないでいますが、1ついえるのは四国でも西に多いようです。皿ガ嶺、四国カルスト、どちらも四国のかなり西に位置する山と言えます。
もう一箇所ぐらいで、見てみたいものです。
ツルボも今年は咲き始めるのが早いようで、綺麗な紫の花は半分以上も咲きあがっていました。
香川には白花のゲンノショウコしか咲かないので、赤い花は今年の初見でした。
香川以外では赤も白も咲きます。
が、皿ガ嶺では不思議と赤花しか見ませんでした。
風穴の近くでは、吹き出す冷気を利用して青ケシが栽培されています。
恐らく、皿ガ嶺山草会さんが栽培されているのだろうと思いますが、いちばん最初に私が皿ガ嶺に登った8年ほど前に、すでにこの青ケシが置いてありました。当時は青ケシといえば、相当珍しい植物だったと思います。
今ではHCで2000円も出せば売っている植物となりました、
本来の花の時期は7月だろうと思いますが、まだ少しだけ咲き残っていたのを撮影してみました。
もっとも、私は、5年前に大鹿村というところで、青ケシ農場を見物しています。そのときの記事はこちらです。
こちらは車道の傍らで咲いていたコバノギボウシで、綺麗な紫色をしていました。
丁度今、我が家で咲いているコバノギボウシがあって、それと同じ種類のようです。
こちらが我が家で咲いているギボウシですが、色といい、開花時期といい同じもののようですね。
四国のちょっと高い山ならば、どこにでも咲いている花ですね。
同行してくださったTさんが見つけてくれたのですが、赤い花はフシグロセンノウのようです。
私は今までフシグロセンノウを見たことがなかったし、図鑑の画像と少し違うようにも思いましたので、何だろうと悩みましたが、ほかにこんな花はなさそうなので、フシグロセンノウということにしました。
一週間前に、オリンパスのデジ一を修理に出しているので、今回の記事の画像はコンデジ画像です。お見苦しいですが、ご容赦のほどを。
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