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2009-08-21

8年ぶりの夏の石鎚、その4、ジャコウソウと出会う

歩いていると、今まで見たことのない花が咲いていました。

実物は見たことがなかったという言い方が正しいでしょうか。

画像で見たことはあったので、名前は直ぐにわかりました。

P8167444

ジャコウソウです。

意外と大きい植物で、草丈は1m近くもあるでしょうか。何しろ立ったまま撮影できるのですから、野草としてはまずまずの大きさですね。

P8167441 シソ科ジャコウソウ属です。

ジャコウソウという名前なので、てっきり良い香りがあるのかと思いましたが、そんなことはなくて、特に香りはないようです。

後で、検索すると、茎を左右に揺すると良い香りがする、とありましたが、そこまでは思いが及びませんでした。

P8167445

こちらはヒナノウスツボの花です。

カメラはこれもreikoさんが構えているカメラです。

さて、上手く撮れたんでしょうか?

花の小ささが良くわかると思います。

P8167518 別の場所で見かけたヒナノウスツボです。

カメラを一眼に替えてから、ピント合わせが楽になりましたが、コンデジで撮影していたときは、ほんとに撮影が難しくて泣かされた花です。

こちらはゴマノハグサ科です。

P8167463 そろそろシコクフウロが群生で咲いているのが見えてきました。

剣山のシコクフウロは随分減ってしまい、そのうえ、草丈の小さい株ばかりで悲しかったですが、石鎚のシコクフウロは元気でした。

P8167456 トサノミカエリソウにハチがとまっています。

野生種の花にはハチなどの虫が良く飛んでくるようです。

P8167459 そして、この辺りまで来ると、ミソガワソウを見かけるようになりました。

ミソガワソウがこんなに群生しているとは思いもしなかったので、ちょっと感激です。

P8167465 ガスに煙る森の中で咲いているミソガワソウはどことなく幻想的です。

私の大好きなブルーの花です。

P8167476 雨の露をたっぷりとまとって、こんなしっとりとした姿も悪くないな~と思いました。

P8167486 先ほどから花芽ばかりを見ていたオオトウヒレンもここに来てようやく開花した姿を見せてくれました。

昨年9月末に、なんとかオオトウヒレンとミヤマトウヒレンの咲き残りは見ていますが、咲き初めを見たのはこれが初めてです。

東赤石にもたくさん自生していますが、タカネバラの頃にはまだまだ花には程遠いのです。

P8167495 こちらはオオバヨメナではなく、普通のシロヨメナのようですね。

石鎚ではすでに秋の始まりです。

P8167498 シコクフウロのピンクが一際可愛く感じました。

P8167499 トサノミカエリソウの中にブルーのミソガワソウが1株だけ紛れ込んで咲いていました。

晴れていると、また違った感じでしょうね。

P8167503 沢に近い石の上ではマルバマンネングサが綺麗に咲いています。

P8167504 何とか咲き残っているナンゴククガイソウとミソガワソウです。

P8167507 トサノミカエリソウの群落です。

テンニンソウの仲間はしばしば山の斜面を埋めつくします。

P8167512 下から見上げたショットです。

大きい野草なのでこんなことができます。

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