8年ぶりの夏の石鎚、その4、ジャコウソウと出会う
ジャコウソウです。
意外と大きい植物で、草丈は1m近くもあるでしょうか。何しろ立ったまま撮影できるのですから、野草としてはまずまずの大きさですね。
ジャコウソウという名前なので、てっきり良い香りがあるのかと思いましたが、そんなことはなくて、特に香りはないようです。
後で、検索すると、茎を左右に揺すると良い香りがする、とありましたが、そこまでは思いが及びませんでした。
こちらはヒナノウスツボの花です。
カメラはこれもreikoさんが構えているカメラです。
さて、上手く撮れたんでしょうか?
花の小ささが良くわかると思います。
カメラを一眼に替えてから、ピント合わせが楽になりましたが、コンデジで撮影していたときは、ほんとに撮影が難しくて泣かされた花です。
こちらはゴマノハグサ科です。
剣山のシコクフウロは随分減ってしまい、そのうえ、草丈の小さい株ばかりで悲しかったですが、石鎚のシコクフウロは元気でした。
野生種の花にはハチなどの虫が良く飛んでくるようです。
そして、この辺りまで来ると、ミソガワソウを見かけるようになりました。
ミソガワソウがこんなに群生しているとは思いもしなかったので、ちょっと感激です。
ガスに煙る森の中で咲いているミソガワソウはどことなく幻想的です。
私の大好きなブルーの花です。
雨の露をたっぷりとまとって、こんなしっとりとした姿も悪くないな~と思いました。
先ほどから花芽ばかりを見ていたオオトウヒレンもここに来てようやく開花した姿を見せてくれました。
昨年9月末に、なんとかオオトウヒレンとミヤマトウヒレンの咲き残りは見ていますが、咲き初めを見たのはこれが初めてです。
東赤石にもたくさん自生していますが、タカネバラの頃にはまだまだ花には程遠いのです。
こちらはオオバヨメナではなく、普通のシロヨメナのようですね。
石鎚ではすでに秋の始まりです。
トサノミカエリソウの中にブルーのミソガワソウが1株だけ紛れ込んで咲いていました。
晴れていると、また違った感じでしょうね。
テンニンソウの仲間はしばしば山の斜面を埋めつくします。
大きい野草なのでこんなことができます。
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