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2009-09-26

秋晴れの伊予富士を歩く、その7、ハナイカリ

去年の秋から数えて瓶ガ森林道を走るのはこれが七度目ですが、朝から夕方までこれほど晴れ渡った日はほんとに初めてでした。

5m先も見えないほどの濃いガスの中をライトをつけながら走った前回とは打って変わって先まですっきりと見渡せるので、安心して走れます。

P9160029_2

  ハナイカリの咲いている場所は山友達から教わっていたので、車を降りて散策します。

一分も歩かないうちに、ハナイカリが咲いているのを見つけました。ハナイカリの花を見るのはこれが初めてなのです。

でも実を言うと、ハナイカリの花後の姿は、3年前に大菩薩嶺を歩いたときに見ているんですよ。このときは大学時代の友人のYさんと山梨の花友さんのSさんとご一緒しましたが、ハナイカリはSさんに教えていただいたのです。それまでハナイカリというのは見たことも聞いた事もない花でした。

P9160002 何科の花なのかちょっと見当がつかなったのですが、帰宅して調べたところ、リンドウ科の花でした。

そうと知ると、姿は小さいですがアケボノソウの真っ直ぐすっと伸びた姿を小ぶりにしたような感じがします。

葉の出方なども似ています。

四国の山でも、今まで見たことはないので、かなり珍しいのかも知れません。

花の形はほんとに碇にそっくりですね。

P9160014 この日の花散策でのお目当ての花が直ぐに見つかったので、あとはのんびりとその辺りを散策します。

P9169994 ピンクのシオガマギクも2年ぶりに見ました。

2年前の秋に寒風山で見て以来だと思います。

P9169996 コシオガマのほうは自宅に近い低山でも時々見かけますが、シオガマギクはさすがに石鎚山系など高い山でなければ見ることができません。

キクとはついてもゴマノハグサ科です。

P9169971

アサマリンドウではない普通のリンドウも咲いています。

どういうわけか笹ヶ峰や寒風山、伊予富士などではアサマリンドウしか見かけないのですが、石鎚に近くなるとリンドウが多くなります。

P9169995 このリンドウは青の色が濃く、花冠の縁がくるりと反り返っていて可愛かったです。

P9169993 でも、リンドウばかりかというと、そうでもなく、中にはアサマリンドウも咲いているのでした。

上の画像と比較していただくとリンドウとアサマリンドウの違いがお分かりいただけると思います。

P9169984 ホソバノヤマハハコはここでも見ることができました。

後ろには黄色くアキノキリンソウが咲いています。

P91699982 瓶ガ森林道からは高知方面の山々が綺麗に見渡せます。

この画像の撮影時刻が14時47分となっていますが、朝からずっとこんな晴天が続いているのです。

P9160036 石鎚はさすがにこの時間だと霞んでいますが、朝はさぞ綺麗に見えていたことでしょうね。

P9169997 子持権現の姿がまるでシルエットみたいに見えます。

P9160035 オオマルバノテンニンソウの花も少し咲き残っているようでした。

P9160039 目的の花も見られたことだし、そろそろ帰ることにします。

夕方近くになってもこんな山なみを見ることができるなんて、なんと恵まれた日だったことでしょう。

P9160055寒風茶屋近くまで走ってくると、笹ヶ峰やちち山、寒風山など石鎚山系の中でも東に位置する山々が見えてきました。

笹ヶ峰付近もガスっていることが多いのに、この日は最後の最後まで、しっかり姿を見せてくれました。

ズボラして車の中から撮影した画像です。

お天気が良さそうだったので、前日に思い立って決行した単独行でしたが、期待以上の天候に恵まれて、笹原歩きも花散策も狙い通りに叶い、ラッキーな一日となったことでした。

コメント

こんにちは。
ハナイカリの花、初めて見せていただきました。
なるほど。花はまるきり似ていませんが、姿はアケボノソウに似ていますね。
それにしても四国の山はいろんな花がみられていいですね。
なんにしても、熊に会う心配がないというのがいいです。(一部にはいるそうですが)
単独は思い立った時に行けてペースも気にしなくていいのでもっとやりたいのですが。

keitann様 こんにちは
今日は、ネット休み中の前記事からさかのぼってくることを一時中断して、この記事だけを読んでおきます。
ハナイカリで小生も思い出したことがあります、それは八ヶ岳岳麓の開墾地で、ススキだらけの荒地で、この花を見かけたことが一度だけありました。
昭和58年秋のことでしたが、その一度だけで、それ以後は見た記憶が再現できません。
何か、とても懐かしく拝見しました。

いつもながら感じることですが、そのほかの写真も全て、深い色彩で、味わいがありますね。
どれも好ましく感じ取っています。

noiさん、こんばんは。

ハナイカリって、野草の掲示板でもそれほど見ていない花だと思うのです。
明るい草原のようなところに咲く花だそうですが、今日もそんな条件にぴったりの山を
歩いてきたのですが、ウメバチソウやセンブリはあっても、ハナイカリはありませんでした。

茎が真っ直ぐ伸びて、見ていてもぴしっとして気持ちの良い花でしたよ。
花芽なのか咲き終わりなのか、咲いてない部分の姿もアケボノソウと良く似ています。
実は今日もアケボノソウをいっぱい見てきたんですよ。
四国の山にはヒルはいませんし、熊も石鎚山系にはいないので、女一人でも安心して
登れますよ。
この辺りはルートも明瞭ですし、道もよくこなれた道です。
来年は、この付近の散策にいらっしゃるのもいいのでは?

ぶちょうほう様、こんばんは。

ハナイカリは長年花散策されているぶちょうほう様でさえも、一度しかご覧になってないのですね。
ススキの原や笹原など、日当たりの良い場所に咲くようです。
でも、この山域でも限られた場所にしか咲かないようでした。

山を削って作ったこういう林道は自然破壊の最たるもののようですが、その周囲には山野草に適した
生育地が出来るようです。適度な日陰、適度な日当たりがよいのでしょうか。

この日はとてもいいお天気に恵まれたので、花画像を撮るには光の加減が良かったのだろうと思います。
私の腕はあまり関係ないようです(^_^;

こんちは~
こちらは国体開催中であちこち道路が混雑してます(^^;

それはそうと、ハナイカリも見たことがないですが、
濃い青のクルリンリンドウも見たことないですね!

加納さん、こんばんは。

今年の国体は新潟で開催中なんですか?(夏季国定ですよね)

リンドウは秋の花の定番中の定番ですね。
こちらで咲くのはアサマリンドウと普通のリンドウ、まれにホソバリンドウぐらいですが
同じリンドウでも趣がだいぶ違うようです。
このくるりんリンドウは色も濃くて、一際可愛くて目を惹きましたよ。
中にはアサマリンドウとの交雑かなと思えるようなのも咲いていますよ。

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