丸笹山~赤帽子山を歩く、その3、針葉樹林
到着時刻は9時40分です。
山頂付近で見かけたシコクフウロは草丈わずか5センチもなくて、思わず笑っちゃいました。
それにしてもこんなに小さいのは何故なんでしょう?
やはり鹿に食べられたとしか思えません。
丸笹山頂からの剣山も何とか見えてはいますが、ぱっとしません。
一度、ここから鮮明な姿を見てみたいものです。
丸笹山よりも標高が丁度100mほど低いようですが、小さなアップダウンがあるそうで、コースタイムは1時間20分になっています。
ここから見ると、笹腹の中にところどころ樹林が見え、良い雰囲気ですね。
結局、この後ガスってきたので、丸笹山から眺めたのが赤帽子山のいちばん鮮明な姿になりました。
赤く実がついたバラはフジイバラなのかモリイバラなのか、ちょっとわかりませんでした。
おなかが空いたので、おむすびを1つ食べた後、9時55分に赤帽子山に向けて出発です。
ここからは私にとっては初めての道です。
reikoさんが3年前に赤帽子山まで歩かれているので、この日はあまり地図を見ずに、ずいぶん横着な歩きをさせてもらいました(^_^;
ミツバツツジにこんな実がなるわけはないので、これは虫こぶと考えて良さそうですね。
ちょっと鬱蒼とした樹林の中を下るのです。
針葉樹が固まって生えています。
黄色い葉っぱはツタウルシのようですね。
ツタウルシのかぶれは相当ひどいと聞いていますが、見る分には綺麗な色です。
こういう光景は、剣山の行場から一ノ森に向かう道をちょっと髣髴させますね。
ただ、9月に入ってからというもの、ほとんど雨が降ってないので、苔が乾燥しているようです。
やはり適度な雨は必要ですね。
このときはなんだろう?と迷ったのですが、葉の形などからオオカメノキのようですね。
ちょっとピンボケですが、実も赤い実から熟すと黒い実になるのがオオカメノキの特徴だそうです。
黒く色づいた実が見えていますね。
10時15分、貞光川源流方面経由で夫婦池へと下るコースへの分岐を通過しました。
ここで、丸笹山の北面を下りきったようです。
帰りはこのコースを下る予定です。
赤帽子山方面を示す道標です。
ここからは小さなコブをいくつか越えることになるようです。
秋が始まってますね。
全山紅葉の季節よりも、この始まりの季節の方が好きかも知れません。
緑の中に、早めの紅葉を見る。紅葉の中に常緑の緑を見る。どちらも良いけれど、、、。
近場の低山で紅葉を見るのはまだまだ先です。
投稿: プルメリア | 2009-10-02 08:50
プルメリアさん、こんばんは。
紅葉がちらほら見られるころは、山には秋の花もまだまだ咲いていて、あまり寒くなくて
山に登るには良い季節ですね。
日本人は何でもはしりを見るのが好きなのかもしれませんね。
部分的な紅葉に、やがて来る全山を染める錦秋を想像し足り、想像力が豊かなのだと
思います。
日本人ほど、景観を楽しむ繊細な民族はいないそうですよ。(特に紅葉)
こちらの近場の低山では、昨日は早くも1株、朱に染まったハゼの木を見ましたよ。
投稿: keitann | 2009-10-02 21:14