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2009-10-06

10月初めの里山の花、その1、オケラなど

去年、たまたま里山に登って、オケラの花を見かけました。

もっと以前に、同じ山系でもオケラを見たことがあったのですが、その後見かけなくなっていたのです。

オケラは四国の山ではあまり見かけないように思うので、見つけることが出来て、小躍りするほど嬉しかった花です。

Pa011526

実はオケラの花に雄花と雌花があると知ったのは、去年のことです。

そう思って、咲いている花を見てみると、なんだか雰囲気が違う花が咲いています。

Pa011489 マクロレンズを持ってないので、これで精一杯なのですが、メシベの先端が2裂しているように見えるので、雌花のように思います。

もし間違っていれば、ご教示くださいませ。

今年は株数も多く見られましたが、雨不足で葉が枯れこんでいるのが多くて残念です。

Pa011482 一方、こちらのほうの花はシベの先端が2裂したないので、雄花のように思います。

筒状花は5裂しているそうです。

Pa011490 もう少し近付いてみます。

これならはっきりわかるでしょうか。

総苞の周囲に魚の骨のような苞があって、ユーモラスです。

この魚の骨状の苞のおかげで、初めて見ても、直ぐにオケラとわかります。

Pa011438 同じキク科の花でも、悩まなくて良いコウヤボウキの花です。

よく見るとなかなか可愛い花ですね。

Pa011511 コウヤボウキの花を横から見たところです。

山頂に近付くほど開花株が多くなりました。

Pa011500 同じキク科のシロヨメナはちょっとした山から高山まで、どこででも見かける花ですが、楚々とした綺麗な花ですよね。

初めて散策をし始めたころは、キク科の花は見るものすべてがわからず、途方にくれたことを懐かしく思い出します。

Pa011445 これもキク科のシマカンギクも、この山では群生しますが、今はまだまだ花芽も固そうですね。

Pa011424 カワミドリの花は9月初めに愛媛で見ましたが、ここではまだまだ綺麗に咲いています。

アゲハが夢中で吸蜜しています。

Pa011431 アゲハがいなくなったと思ったら、今度はヒョウモンチョウの仲間が来ています。

よほど美味しい蜜なのでしょうね。

コメント

keitann様 こんにちは
>見つけることが出来て、小躍りするほど嬉しかった・・・・・・・
野の花好きの人間の持つ醍醐味がここに表されていますね。
その気持ちには小生も全く同感します。
オケラは小生も大好きな花で、この時季になるとこの花だけを楽しみに野に出かけるくらいです。
オケラに出会えて大喜びしているkeitann様に、自分の気持ちも重ねて、一緒に喜ばせて頂きました。
コウヤボウキ、シロヨメナ、カワミドリと素敵な画が続きますね。

ほんと、いつも思うんだけど、keitannさん、植物に詳しい~
似ている花が多いキクの仲間は難しいんですよね~
今も自分のブログでヨメナかノコンギクかの判別つかなくて、
判別つかないままの記述で済ましちゃってます(汗)
以前、植物観察をメインにした山登りの会に入ってた頃、
インストラクターの人たちにいろいろ教えてもらえるので、
えへへ分かったぞ~とその時は思うんです。
でも、山を下りて温泉に入ると…
汗と一緒に得た知識も洗い流しちゃってました(笑)

ぶちょうほう様、こんばんは。

ぶちょうほう様は確か、ことのほかオケラをお気に入りでしたよね。
いつも御ブログで見せていただいていたオケラを去年から私も自分の記事で
アップできるようになって、嬉しく思っています。
見れば見るほど、なかなか見ごたえのある花だとおもいます。

滅多に出会わない花だけに、出会うと嬉しいです。
これからは毎年、この場所に通いそうな予感がしています。

pawさん、こんばんは。

逆に私は鳥とか蝶とかは、ちょっと苦手です。
一般的なものは名前もわかりますが、ちょっと変わったものは名前がわかりません。
いつもそちらのブログを拝見して、なんと野鳥の名前を良くご存知なのかしらと、感嘆
してますよ。
ヨメナとノコンギクの区別は意外と簡単ですよ。
難しいのはヒヨドリバナの仲間とか、オトギリソウの仲間ですね。
それぞれ、得手不得手があっていいのだと思います。
何もかもを完璧なんて無理ですよね。
好きなものだけ、邁進しましょうぞ。(^_^;

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