10月初めの里山の花、その2、コマユミなど
この山系にはコマユミの木が多く、山頂付近では特に多かったのですが、葉はまだ紅葉していなかったものの、いたるところで赤い実を見かけました。
またアオツヅラフジの実も、山頂付近のあちこちで見かけましたが、たまたま、コマユミの枝にアオツヅラフジが絡まっているのが見えました。
画像は赤いコマユミの実にアオツヅラフジの濃紺の実が見え隠れしていて、とても綺麗だと思ったので撮影したのです。
コマユミの赤を前ボケにしてみました。
秋らしい雰囲気で、自分では気に入ってるのです。
でも、まだ実が割れてないので、食べごろはもう少し後のようですね。
ウコギ科特有の形ですね。
同じサンショウの仲間でも、こちらは本家本元のサンショウです。
少し近付いただけでも、良い香りでした。
今年はあまり見る機会がなかったヤマハッカも、やっときちんと見る事ができました。
ヒキオコシと同じく、キツネ顔ですね。
この花、意外と花期が長いですよね。
ヤマラッキョウはまだ花芽でしたが・・。
この山系には多いのですが、全国的には珍しい花だというイワカラマツもたくさん咲いています。
私の知っている限りでは、この山で咲くアキチョウジはいちばん標高の低い場所で見かけるアキチョウジです。
ここで標高400m足らずです。
山でよく見かけるのに、当たり前すぎてちっとも撮影してなかったオトコエシの花も、この山でようやく撮影しました。
よく見ると綺麗な花なんですけど・・。
去年はこの山道沿いでは見かけなかったセトウチホトトギスが咲いていました。
でも、この山系なら咲いていて不思議はないですね。
この日の目的だったミツバベンケイソウは、今年は少雨のせいか枯れこんだ株が多く、花は貧相でした。
もう少ししてくれば、もっと咲きあがって来るのかも知れません。
外来植物であるベニバナボロギクも、最近は山地でよく見かけるようになりました。
一時は自宅の庭にもたくさん生えてきたイヌタデですが、抜きまくったので、今年はさすがに見かけません。
こうして山で見る花になってしまいました。
狂い咲きかと思ったら、図鑑を見ると花期が4~10月となっていました。
ずいぶん花期の長い花なんですね。
里山といえども、2時間足らずも歩くと、結構な種類の花に出会うものですね。
びっくりしました。
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