« 10月初めの里山の花、その1、オケラなど | メイン | アサマリンドウ咲き乱れる稲叢山、その1、ジンジソウ »

2009-10-06

10月初めの里山の花、その2、コマユミなど

秋の野山を歩いていると、花に負けず劣らず出会うのは、様々な木の実です。

高山ではナナカマドやオオカメノキの実を良く見かけますが、低山でも何種類もの木の実を見ることが出来ます。

Pa011522

この山系にはコマユミの木が多く、山頂付近では特に多かったのですが、葉はまだ紅葉していなかったものの、いたるところで赤い実を見かけました。

またアオツヅラフジの実も、山頂付近のあちこちで見かけましたが、たまたま、コマユミの枝にアオツヅラフジが絡まっているのが見えました。

画像は赤いコマユミの実にアオツヅラフジの濃紺の実が見え隠れしていて、とても綺麗だと思ったので撮影したのです。

コマユミの赤を前ボケにしてみました。

Pa011519 もう一枚、こちらはコマユミを後ボケにしてみた画像です。

秋らしい雰囲気で、自分では気に入ってるのです。

Pa011492 コマユミの実だけだとこんな具合ですね。

Pa011410 こちらは食べられる実で、アケビです。

でも、まだ実が割れてないので、食べごろはもう少し後のようですね。

Pa011411 この実はウドの実です。

ウコギ科特有の形ですね。

Pa011465 フユザンショウの赤い実もずいぶんとたくさん見かけました。

Pa011502 同じサンショウの仲間でも、こちらは本家本元のサンショウです。

少し近付いただけでも、良い香りでした。

Pa011528 山を下り始めると、この秋初めて、メジロ君を見かけました。

Pa011503 今年はあまり見る機会がなかったヤマハッカも、やっときちんと見る事ができました。

ヒキオコシと同じく、キツネ顔ですね。

Pa011460 ツルボもまだまだ綺麗な花を見せてくれました。

この花、意外と花期が長いですよね。

ヤマラッキョウはまだ花芽でしたが・・。

Pa011457 この山系には多いのですが、全国的には珍しい花だというイワカラマツもたくさん咲いています。

Pa011441 私の知っている限りでは、この山で咲くアキチョウジはいちばん標高の低い場所で見かけるアキチョウジです。

ここで標高400m足らずです。

Pa011437 山でよく見かけるのに、当たり前すぎてちっとも撮影してなかったオトコエシの花も、この山でようやく撮影しました。

よく見ると綺麗な花なんですけど・・。

Pa011413 去年はこの山道沿いでは見かけなかったセトウチホトトギスが咲いていました。

でも、この山系なら咲いていて不思議はないですね。

Pa011412 この日の目的だったミツバベンケイソウは、今年は少雨のせいか枯れこんだ株が多く、花は貧相でした。

もう少ししてくれば、もっと咲きあがって来るのかも知れません。

Pa011407 外来植物であるベニバナボロギクも、最近は山地でよく見かけるようになりました。

Pa011406 一時は自宅の庭にもたくさん生えてきたイヌタデですが、抜きまくったので、今年はさすがに見かけません。

こうして山で見る花になってしまいました。

Pa011405 山すそではなんとウシハコベの花が咲いていました。

狂い咲きかと思ったら、図鑑を見ると花期が4~10月となっていました。

ずいぶん花期の長い花なんですね。

里山といえども、2時間足らずも歩くと、結構な種類の花に出会うものですね。

びっくりしました。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ