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2009-10-13

アサマリンドウ咲き乱れる稲叢山、その5、展望そして下山

山頂には単独の男性の方が一人いらしたのですが、祠に向かい祝詞(でしょうか?)を上げてらっしゃるようなので、挨拶も控えさせていただきました。

他の3人が着く前に、先ずは山々をじっくり眺めます。

Pa042194

稲叢山頂から、石鎚方面を眺めた画像です。

画像が傾いてしまっていますが、いちばん高みにあるのが、勿論石鎚ですね。

石鎚の左に二ノ森、そしてその左に見えるのは位置から言って岩黒山でしょうか。

Pa042189 石鎚方面の横画像です。

このとき、ばしゃばしゃ撮ったのですが、この後、お昼を食べているうちに石鎚に雲がかかり始めたので、早く撮影しといて正解でした。

稲叢山から笹ヶ峰を見た記憶はあるのですが、石鎚が見えたのは、たぶんこれが初めてです。

Pa042191 こちらは瓶ガ森から伊予富士にかけての展望です。

Pa0421993 山頂で眺めを楽しみながらお昼ご飯を食べていると、身も心も寛ぎますね。

Pa042204 石鎚は早くも雲がかかり始めましたが、そのほかの山にテキストで名前を入れてみました。

Pa042216 さて、お昼も食べ終え、デザートのパイナップルもTさんにいただき、満足したところで下山を始めます。

下山開始は12時58分です。

山頂表示がずいぶん賑やかに立ち並んだピークを後にします。

Pa042218 尾根道の下りは、こんな風に木の根っこが一杯出ています。

Pa042222 野草友達のRさんの知人のFさんが作られたというカエデの葉っぱの標本です。

これを参照しながらカエデの種類を覚えるのですが、種類が多くて難しいの何の・・。

Pa042225 13時26分、四差路まで下ってきました。

当初は同じルートを下る予定でしたが、フウリンウメモドキの実が見られるかもしれないというので、保線路コースを下ることになりました。

Pa042227 まるで、このまま鉢植えに出来るほど、アキノキリンソウの株元に上手く咲いているアサマリンドウです。

自然の寄せ植えですね。

Pa042229 このコースもまたアサマリンドウの多いコースでした。

Pa042234 この赤い実は?

カマツカの実です。

野草散策し始めて8年目・・・ようやく赤い実も少しはわかるようになって来ました。

バラ科の木というだけあって、バラの実と似ています。

Pa042243 ツリバナの実が撮影し易い目の前にぶら下がっていました。

ラッキーです。

Pa042248 前を歩くRさんの足元と、アサマリンドウの花・・。

Pa042264 花冠の縁が反り返った花はことのほか愛らしいです。

Pa042265 この辺りの山ではアキノキリンソウとアサマリンドウがまるでセットになっているようでした。

Pa042266 ピンクのシコクママコナも出てきて、秋だというのにカラフルな花が咲き乱れて楽しい下りとなりました。

Pa042270 ダム湖が見えてきたようです。

後もう一頑張り。

Pa042273 この日であった光景でいちばんお気に入りの光景は、シロヨメナとアサマリンドウ、そしてアキノキリンソウの3種類の花でした。

Pa042280 これだけ、多くの花が開いているのは、やっぱりこの日のお天気の良かったことに感謝でしょう。

Pa042285 14時37分、登山口まで下ってきました。

この登山口は駐車場から目と鼻の先にある登山口です。

おかげで、直ぐに車に乗ることが出来ました。

Pa042348 車で下る途中、タカネハンショウヅルをようやく見つけました。

ここのタカネハンショウヅルは紫色です。

Pa042371 可愛い花でしょう?

Pa042361 このタカネハンショウヅル、新しく伸びた枝の先に咲く、新枝咲きになるようです。

後方の白いのはイタドリです。

Pa042350 朝方にも見かけた不明のキクです。

表情があって、素敵な花だと思いました。

色は淡い紫です。

Pa042352 朝は暗くて撮れなかったアキチョウジもようやく何とか撮影できました。

Pa042376 アケボノソウの模様もくっきりとわかります。

Pa042359 今まで見たことのない赤い実を見つけたので、Rさんに尋ねたら、アワブキの実だそうです。

Rさんも実を見るのは初めてだとか・・。

たくさんの花と実を楽しんで、これで思い残すこともありませんね。

reikoさんの運転で、香川に向けて真っ直ぐに帰ります。

Pa042378

新寒風山トンネルに入る前、笹ヶ峰と思しき山が見えました。

ここから見たのは初めてです。

Pa042381 そしてこちらの実覚えのある山の形は寒風山ですね。

山仲間、そして花仲間で歩いた稲叢山は、最初から最後まで良い天気に恵まれました。

この日印象に残ったのはなんと言っても、数百株と咲いていたアサマリンドウです。

秋の稲叢山はこれほどアサマリンドウの乱れ咲く山だったんですね。

reikoさん、往復の運転、お疲れ様でした。

コメント

keitann様 こんにちは
この記事でもたくさんの草木の花や実を時には判じ物のように楽しみながら見させて頂きました。
山岳景観も、四国らしい、素敵な眺めだとウットリしました。
タカネハンショウヅルは今頃咲いてくるものなのですか。
小生はハンショウヅルとはあまり縁がなく、仲間を見るとすぐに飛びつきます。
今回は三枚の画を惚れ惚れと眺めました。
今回のアサマリンドウはことのほか清々しさが出ていますね。

同じような時期にタカネハンショウヅルを見てたんですね~♪
ほんと、keitannさんが写したのは花弁の色が濃い。
私が見たのは花弁の外側が殆ど白でした。個体差があるのかな~?
初見の花だったから、形態から最初はハンショウヅルだとばっかし。
ハンショウヅルでも感動ものだけど、タカネと知って感動はピークです(笑)
この花、すっごくかわいいですよね~
原種系のクレマにゃ目がないので、
種が熟した頃に、ちょびっといただいて来ようかな~と思ってます。

ぶちょうほう様、こんばんは。
ここ数年、石鎚山系の山々に登る機会が多くなって、それぞれの山の位置関係や
山の形なども何となくわかるようになり、山を見るのがますます楽しくなってきました。
石鎚方面以外にも高知方面なども山々がそれこそ無数に見えているのですが、あまり
特徴のある山が少ないので山座同定は難しいです。
タカネハンショウヅルはハンショウヅルの仲間では唯一、秋咲きだったと思います。
ですから間違いようもないのですが、四国の山ではあまり珍しくはなくて、どちらかというと
初夏に咲くハンショウヅルのほうが四国では珍しいのです。
でも、エンジ色の地味なハンショウヅルと違い、タカネハンショウヅルはピンクや白、紫といった
可憐な色が多いのが楽しいです。
アサマリンドウはこの日はほんとに最初から最後まで咲いていてくれました。

pawさん、こんばんは。
そうですね、タカネハンショウヅル、九州も四国も同じ頃に咲くようですね。
四国では9月下旬から10月初旬にかけて見かける花です。
いちばんよく見かけるのがこの紫色の花だと思います。
梶が森ではこのほかに、ピンクや白の花を見ました。
個体差というよりも、初めから花色がいろいろあるのかな?
私の図鑑には熊本県波野村で撮影された写真が載っていますよ。
ハンショウヅルは初夏に咲き、タカネハンショウヅルは秋咲きなので、見分けは
簡単です。
実は我が家でも、種採取した株がありますが、株は大きく育ったものの、花は
今年は見せてくれませんでした。
来年は花を見せてくれるものと信じています。

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