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2009-11-02

初めて登る小豆島の山、その1、アプローチ

10月末は、当初は三嶺に登る予定にしていたのでした。

ところが、今年の四国の山は紅葉の時期がとても早くて、三嶺の紅葉には間に合わないこと、花もすでに終わっているだろうということを考えたら、以前から登ってみたかった小豆島の山に登るのも良いかな、と思えてきたのでした。

小豆島には今まで3度ほど行ってますが、いつもただの観光とか海水浴でしか行っていません。06年の8月に学生時代の友人が四国にみえたときは、車で案内したのですが、このとき草壁港から山が見えていて、いつかはこの山に登ってみたいと思っていたのでした。

山友達のTさんと相談して、小豆島行きは10月29日に決めました。

Pa297603

画像は小豆島の山の岩場に咲いているミセバヤの花です。到底手の届かない断崖絶壁で咲いていました。

実を言うと、小豆島の山に登ろうと決めてから、いろいろと検索したところ、ミセバヤの花の自生は今では小豆島でしか見られないことを知ったのです。

私の図鑑にも分布は四国(香川県小豆島)と記載されています。

ミセバヤの花はつい半月ほど前にも、産直市などで売られているのを見かけたところですが、庭植えの花としてはこれほど丈夫で一般的な花が、小豆島にしか自生してないということも不思議です。そして、登ろうと思い立った時期がミセバヤの花の季節だったというのも、何かの縁でしょうか。

尚、今回の記事は、貴重な花も含まれるため、花の記事は最後にまとめてアップしようと思います。

Pa297399 当日は浜街道経由で高松桟橋に向かうため、Tさんには6時半に私の自宅にきて頂くことにしました。

6時半に私の車で出発します。

高松港までは40分もあれば到着しますが、港の近くの駐車場に車を置いておく必要があります。高松港付近には7時20分には着いていました。

駐車場は7時間以上、12時間以内なら一律1400円です。

歩いて5分ほどの高松桟橋に向かうと、すでに20人ほどの人が桟橋で並んでいて、急いで高速艇のチケットを買おうと思ったら、何のことはない、切符売り場はまだ開いていません。

たくさんの人が並んでいたのは土庄行きの高速艇乗り場だったのです。

草壁港行きの高速艇は7時50分発ですから、のんびりとコーヒーなど飲み、その後、桟橋に出て乗船口に並びます。

Pa297400 高速艇が桟橋に着きました。

他の乗客の方たちは、仕事で行くようで、リュックなど背負っているのは私たちぐらいです。

乗船前にとんでもないことに気づきました。

なんと、運転中に履いていたウオーキングシューズをトレッキングシューズに履き換えるのを忘れていたのです。(^_^;

いつも山登りのときはトレッキングシューズを車のトランクに積んでいくのですが、たいていは登山口まで車で行くので、靴を忘れることはないのです。

Tさんに話したら「小豆島の山道は遊歩道みたいなものだから大丈夫」とのことです。ならいいんだけど・・・。

Pa297401 高速艇は予定通り7時50分には離岸しました。

見る見る間に高松の町が遠ざかります。

見えているビルはサンポート高松とホテルクレメントですね。

高松港付近の海の眺めは、昔は宇高連絡船から、しょっちゅう眺めたものですが、今では小豆島など島嶼部に行くときぐらいしか見ることがありません。

それに、船に乗って山登りに行くのは今年の1月の高見島以来でしょうか。

まるで子供の遠足気分です。

Pa297403

普段、陸から見慣れている姿とは違う屋島や五剣山の姿など見ているうちに、8時35分に草壁港に着きました。

Pa297404 06年にちらりと山の方角を見てはいるのですが、今日の目的である星ヶ城山がどの山なのか、この時点ではさっぱりわかりません。

こっちがそうかなと思って撮影したのは、港から西の方角にある山でした。

Pa298239 こちらが帰りに写した星ヶ城山です。

山渓からでている分県ガイドには草薙港から直接歩いていくコースが紹介されていますが、それだとコースタイムが6時間ほどです。

この日は行きは登山口までタクシーを利用するつもりです。

Pa297406 港の近くに植わっていたオリーブの木には、丁度、オリーブの実がたわわに実っていました。

帰りには私の好きなオリーブの新漬けも買って帰れそうですね。

コメント

小豆島の「山」に登ろうというのは、流石ですね~
観光で何度か訪れましたが、車であちこち走り回っただけです・・・。
楽しみにしています~

housiさん、こんばんは。

私も今までは、小豆島というと観光でしか行ったことがなかったんですよ。
寒霞渓などもたいしたことはないだろうと思っていたんですが、どうしてどうして・・。

ロープウエイで紅葉の盛りを楽しんでみたい気もしますが、やっぱり歩いて登るのは
それなりにいろいろな視点で見られて楽しいですよ。

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