10月下旬に見た花、その7、シマカンギクなど
ちらっと見える紫はヤマハッカです。
9月末に来たときはシロヨメナの独壇場でしたが、11月半ば頃にはシマカンギクガ我が物顔に咲いていることでしょうね。
登り道で見かけたシロヨメナとシマカンギクの白と黄色のツーショットもなかなかですね。
この辺りはシマカンギクガもっとも良く咲いていたところです。
シマカンギクは海辺の暖かい山ですと、12月になってもまだ咲いている花です。
まさに寒菊の名に恥じないですね。
決して綺麗な花ではありませんが、何となく、侘び寂びという言葉を思い出させるような花ですね。
カワミドリの花もそろそろ終わりかけていて、まだ綺麗に咲いている株は、ほんの少しだけでした。
あの可憐な小さな花後にこんな10センチもの長さのサヤができようとは想像がつきませんよね。
このサヤからは12月になると綿毛が飛び出します。
秋の里山ではごく御馴染みの姿ですね。
赤く色づいているものの、まだまだ小さいツルリンドウの実・・。
コマユミは赤い実だけでなく、葉っぱのほうも赤く染まり始めてきましたね。
3番目の山はウバメガシが繁っているので、薄暗くて、花はほとんどありませんでしたが、その代わりアケビやムベの実があちこちで豊作でした。
友人はムベもアケビもいやみのない甘さで美味しいと喜んでいました。
3番目の山の山頂までは道ははっきりしていたのですが、下山時に怪しげな黄色いテープにしたがって下ったら大失敗でした。
予定の場所に下れず、少し東に外れたところに下ってしまいました。
これは下ってきた先のミカン畑です。
放置されたと思われるミカン畑にこんな青紫の花が一面に咲いていました。
外国産の植物で青色フジバカマ(ユーパトリウムといわれるもののようです。
一旦、庭などに植えつけると根絶するのが難しいと聞いていますが、この繁殖ブリを見ると、さもありなんと思います。
同じ繁殖していても、ヨメナの繁殖は安心して見ていられますね。
ご存知、鳥坂まんじゅうのお店が直ぐ近くです。
ここまできたら、鳥坂まんじゅうを買わなくては・・。
お店の奥ではせいろが幾つも並んでいて、どんどん鳥坂まんじゅうが蒸し上げられています。
このおまんじゅん、私が子供の頃は1個が2円ぐらいだったような?
今では15個入りが500円かな?
素朴な味でファンも多いようです。
バックの紫はヨメナの紫で、この組み合わせも大好きです。
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