10月下旬に見た花、その6、里山のヤマラッキョウなど
25日に高校時代の友人に誘われて、急遽、里山を縦走したのでした。
9月末に1度行っていたのですが、今度は登山口と下山口に車を一台ずつデポしてのミニ縦走です。
花は9月末に行ったときとさほど変わらないだろうと思っていたのですが、嬉しい誤算でヤマラッキョウが綺麗に咲き始めていました。
山頂付近は日当たりが良いからでしょうか、斜面にある株よりも、花の咲き具合も早かったです。
まだまだ固い花芽もたくさん見られたので、 11月半ば頃までは楽しめそうでした。
驚いたのはヤブコウジの実が早くも赤く熟していたことで、しかも、この場所にはヤブコウジの実をつけた株が多かったのでした。
お正月の寄せ植えによく見られるヤブコウジですが、市販のものは実がうるさすぎるほどですが、これぐらいなら可愛いでしょうね。
アキノタムラソウはどうかすると6月末頃から見かけるように思うのですが、10月末になってもこんなに綺麗に咲くものなんですね。
コウヤボウキはこの辺りの里山にはずいぶん多くて、株によってはまだまだ見頃です。
驚いたのは、去年はまったく気づかなかったセンブリの群生があったことです。
去年の秋も2度ほど来ていますが、センブリの時期とは微妙にずれていたのかもしれません。
標高1500mでは9月末に咲くセンブリも段々と高度を下げてきて、10月末ともなると標高500m足らずで咲き始めるわけですね。
その辺が一面に白く見えるほど、センブリが群生しているのでした。
そして、上に生えているセンブリの種が落ちて、当然ながらその下でも群生しているのです。
我が家のサザンカがまだ咲いていないので、サザンカの花が咲いているのにも驚きましたが、考えたら我が家の庭の椿が10月半ばから咲いているのですから、サザンカが咲いていても、少しも不思議ではないんですよね。
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